テーマ:野良猫(41)
カテゴリ:ねこ
我が家の近所を徘徊する野良猫に胸が痛みます。この野良猫は2年前に見かけたのが最初ですが厳しい寒さを乗り越えて生き抜いてきました。一時は体も弱ってもう助からないだろうという状況でしたが、その後は元気を取り戻して頑張っていました。今日は久々に見かけましたが痩せ細ってあまり元気がないようにも思えました。
![]() 可哀そうで餌をあげたいけれども町内会の申し合わせで野良猫に餌を与えることは禁止されています。また安易に餌をあげても最後まで責任をもって面倒を見ることも叶いませんのでただ見ているだけですね。 保護団体にも相談したけれど引き取っても良いというのは1件だけでした。でも有料で引き取り料・飼育費・医療費など全額を負担して下さいというのが条件でした。それが高額でとうてい我が家で負担できる額ではありませんので断念しました。 ![]() 最近になってまた野良猫が2匹増えました。誰かが捨てて行ったんでしょうね。2匹とも1歳前後ではないかと思われますが胸が痛みます。今季の冬を生き抜くのは容易ではないでしょう。 ペットは玩具ではありません。動物を飼うというのは責任をもってその命を預かるということです。様々な事情があって捨てるのでしょうが最後まで責任をもてないなら飼わないで欲しいものです。 ![]() 環境省統計資料によれば全国において引き取った犬や猫の譲渡数は大幅に増えて殺処分数は激減する傾向にはあるそうです。それでも殺処分数はかなり多いように思えます。平成30年の統計によれば猫の殺処分数は30,757匹です。平成16年の猫の殺処分数は238,929匹ですから確かに激減はしているんですが。 平成30年までの15年間における猫の殺処分の総数は2,019,240匹とのことで驚くべき数字です。捨てられて命を落とした猫の数も加えるとかなりの数になるんでしょうね。ペットの命を大切に思う心が失われた社会というのは病んだ社会に思えます。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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