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カテゴリ:別居生活
韓国人留学生の友達、スーちゃん。
彼女は30歳だけど、現役の大学生。 本当に頑張り屋で、バイト3つに学校の授業と本当に毎日忙しく、寝る時間もおしんで勉強している。 彼女との出会いは、私のメル友(名古屋在住)が今度大阪にメル友の子が留学するんだけど面倒見てあげて。って紹介されたのがスーちゃんだ。 スーちゃんは会った事もない私の為に韓国からのお土産を色々用意していて、大阪に着いたその日に電話してきた。 「あの~、スーですけど。わかりますか?」 それからは、私の家に招待したり、スーちゃんの日本語学校の寮に呼んでもらったり。 スーちゃん、今でこそ大学生で一人暮らしだけど、来日した当時は日本語学院の寮に住んでいた。 6畳一間のワンルームに学生2人の割り当て。 プライバシーなんてあったもんじゃないし、こんな狭いとこに2人もいたら集中して勉強なんてとてもじゃないけど・・・ なのに、寮費は一人6万/月 も払っていたそうだ。 2人で12万も出せば3LDKのマンション借りれそうだけど、スーちゃんが言うには、韓国から来たばっかりで、マンションなんて借りれないので、皆仕方なく寮に入ってるって。 あくどいよ~(怒) スーちゃん、大阪に来た当事にはよく家にも呼んだ。 私の父がスーちゃんを気にいってスーちゃんを呼ぶと喜んだ。 父は下手な韓国語(ってかほとんどが日本語)を使って一生懸命スーちゃんに話かけるんだけど、いつもスーちゃんは困った顔をして、 「あのー日本語でお願いします」 と言っていた(笑) そんなスーちゃんはとても泣き上戸で会う度に泣いている気がする。 最初にスーちゃんの涙を見たのは私の家に初めて来た時だ。 父がスーちゃんに何だかんだ質問して、自分の苦労話?をスーちゃんに自慢気に話をした。 その話の後、ビールを持って私の部屋に避難したんだけど、 スーちゃんがいきなり泣き出した。 「お姉さん、在日は可哀そうです。(T_T)(T_T)(T_T)」 本当、いきなりそんな事言い出して泣き出すもんだから私も焦っちゃって・・・ 「在日の人は韓国人でも日本人でもないです。大変でしょう。お姉さん~(T_T)」 ・・・・いや、そんな私が在日に生まれて来た事に涙したことないのに、何でスーちゃんがいきなり私の前で私の事で泣くんだ(?_?) まあ、それは最初だからびっくりしたけど、スーちゃんはそれからも事あるごとに泣いていた。 スーちゃんの故郷の済州島の話をしたら泣いた。 亡くなったスーちゃんのお父さんの話をしては泣いた。 学校とバイトの両立は大変だと泣いた。 私が結婚してプサンに住む事になるって報告した時ももちろん泣いた(T_T) 結婚式でも、もちろん泣いた(T_T) 昨日、そんなスーちゃんと飲みに行った。 スーちゃんは、私がプサンに行く事がとても淋しいと最初からウルウルしてた。 そんなスーちゃんと、駅の改札で最後のお別れの挨拶をする事になった。 「これからプサンに住むけど、また大阪にも帰る時は連絡いれるからね」 「お姉さん・・・・・(T_T)」 スーちゃんは改札の前で泣き出し・・・ それがおお泣きに変わり・・・・・・ 最後には声を出してワンワン、泣き出す始末。 何せ、場所は繁華街の駅改札。 時間は11時半。 人は絶好調に多い。 皆、見る見る。 恥ずかしい反面、何だか少し誇らしい私。 私がプサンに行くのに、こんなに淋しがってワンワン泣いてくれるんだ。 泣いてるスーちゃんを慰めながら不謹慎な事を考えてしまった(汗) でも、そんなスーちゃんを私は大好き。 頑張って、大学卒業して夢を実現させて欲しい。 私もプサンでスーちゃんを見習って頑張ろうってパワーを貰った気がする。 スーちゃん、プサンに行っても宜しくね(^^)
Last updated
2005.01.20 13:38:29
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