2010/06/08(火)23:19
母の葬式哲学
ただいま母親が我が家に滞在中。
昨日、とある知人の告別式に出席すべく支度をしていたとき、
「コンビニに寄って香典袋買わなくちゃ」と言ったところ
「香典袋の買い置きがないん!?」と驚かれました。
「え~。
香典袋とかって、買い置きは不幸を待っているみたいでやったらいかんらしいよ~。
東京では。」
と答えたところ、
「うそぉ!そんなこと知らんよ」と一蹴。
東京では、香典袋の買い置きと新札の香典は「よくないこと」らしく、
みんな慌ただしく文具屋やコンビニで香典袋を購入し、
店の片隅や近所のスタバなどで記入している-という風習を語ったところ、母怒る!
「私の葬式やったら、香典の中身が500円でもええからちゃんと家で座って書いてきて欲しいわ。なんかわからんコンビニの隅で書かれるのは嫌じゃ。」
「東京は自分の数珠も持ってない※人が多いし、
葬式に対する心構えが足りんのよ!」
(※我が家では「my数珠を持ってなくて許されるのは、ヤンキーか学生位じゃ!」と
二十歳過ぎたらmy数珠を支給されました。別に我が家は寺じゃありませんが。)
とひとしきり葬式哲学を語る。
さすが自営業の妻。
葬式に対して造詣が深く、自分なりの「何か」ができあがっているらしい。
早速、私が葬儀に出かけた間に
母はコンビニに行って香典袋を数枚買ってきていました。
「もっとちゃんとした香典袋ないん?」と文句いいながら、
勝手に私の名前を筆ペンで書き込み。
「備えあれば憂いなし」は私のモットーですが、
これは有りか?無しか?(笑)