母の死
それは、突然やってきましたその日の朝、何時もの様に見送ってもらい会社に行きましたそして、何時もの時間に帰ってきました郵便受けをみると、新聞がまだ残っていたのでどうしたのかなと思いましたが深く考えていませんでした呼び鈴を鳴らしました返事がありませんこの様な時は、何時も三パターンを考えています1.外出している2.呼び鈴が聞こえていない3.倒れているしかしこの時はまだ、最悪な事態までは考えられませんでした玄関のカギを自分で開けました玄関からまっすぐ行くと台所ですが物音がしません右に行くと居間と仏間があります居間と仏間の間の襖は普段開けてありますこっちにいるのかと思って、行ってみました誰もいません少し進むと、仏間に置いてあるソファーの背もたれ越しにソファーに横たわっている母の姿が見えます見てすぐに、おかしいと思いました寝ているのならだらんとしているのに体が固まっているのがすぐにわかりましたそして声をかけながら体をゆすりますもう体温が下がってつめたくなってます体がマネキンみたいにそのまま動きますもう駄目だと思いました胸がおしつぶされそうになりのどが、からからにかわきましたこの場合警察なのか救急車なのかとまよいましたまず姉に電話で母が冷たくなってかたくなっていることを伝えました姉は救急車を呼ぶようにと言いましたそして救急車が来ました救急隊は救命活動を試みてみました万が一の奇跡がと思いたくなりましたでも救急隊の方から、お身内の方に連絡してくださいと言われました姉と、従兄に電話しました一人で死んでいた場合警察来ることになっているといわれましたやがて姉が来ましたそして警察が来ました警察は強盗殺人の可能性を捜査するようになっているようですそして、警察医が来ました外傷がないことや、盗られた物が無さそうなことから自然死と確定しました。