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何回か検査に通ううち、しこりに針を刺して中の細胞を調べることになりました。良性ならこれが治療になるそうです。その結果を聞きに行くことになりました。
腫瘍マーカーも正常だし、これで病院通いも終わりだ。そしたらお祝いにかねてから行きたかった寿司屋に行こう。 な~んて思っているうちに順番が来て先生の前に。ね、これで終わりでしょ。ニコニコしながら椅子に座る私。 「悪性の可能性があります」 ニコニコ顔が一転引きつり、血の気が引くのが自分で判りました。いろいろ説明はしてくれたけれど、なんだかよく判りません。 「今度の診察は、家族の方と来てください」 何、これ。ドラマみたい。本当にこう言うんだ。その時は冷静なつもりでした。 帰りの電車に乗りましたが、一つ手前の駅で降りてしまいました。 「いけない」 次に来た電車に乗りましたが逆方向の電車に乗ってしまいました。相当混乱していたようで、なかなか家にたどり着けませんでした。 やっと家に着くと主人がいました。 「今度の診察にか家族の人と来てくれって」 「…そうか。でもまだ確定した訳じゃないよな」 「うん…」 その日も、いつものようにフィットネスクラブに行きました。そしてランニングマシンでいつもよりスピードを上げてガンガン走りました。 私は健康!私は大丈夫!こんなの何かの間違い! だってほら、こんなに走れる… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.31 14:50:12
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