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それからと言うもの、毎日が楽しくて仕方がありません。失くしてしまうと思っていたものが、なくさずに済む。
はじめからあるものがずっとあるのが当たり前というものです。しかしそれがなくなってしまう喪失感は味わったものでないとわからないものでしょう。そして、それがあり続けていいということになったら、それも味わったことのあるものにしかわからない幸福感なのです。 「あっはっは!!」 「??どうしたのくうみん、何でそんなに明るいの?」 飲み会の席で言われました。 「ははっ、このヅラかぶってごらん!」 カポッとヅラをはずして髪の薄くなった今はおぢさんの学生時代の友達にかぶせます。当然くうみんの頭はハゲ丸出しです。 「この間までは、泣いてたよなあ」 「うん」 「がははっ!似合うよ!」 君たちにはこの幸福感はわかるまい。世の中いろいろな幸せがあるものです。 その頃もまだ抗癌剤の治療は続いています。気持ち悪くなるとか言うことはないけれど、手の痺れや爪がもろくなって黒くなる、動悸に悩まされます。はげなんてどうでもいいのです。マラソンを走るための心肺がくうみんにとって一番の気がかりでした。 それを考えると少し心の中が曇ります。 バナーのクリックよろしく!これって毎回貼り付けなきゃいけないの?誰か教えてくれないかしら。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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