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アラフィフおやじの温泉やITや中国や道の駅のブログ

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2007年7月会津方面ドライブ

さて、すでにケータイから昨日、一昨日と会津方面ドライブ・道の駅めぐりをアップしていましたが、今日からたぶん4日間、時系列でレポートします。今日は7月15日の前半部分。この日はすでに台風が関東地方に接近中で、どうしようかと思いましたが、事前に会津若松のホテルを予約していたこともあり、北方面に行けば、一時的に台風からも遠ざかるのではないかと思って強行しました。

1日目の経路はGoogleマップのここをご覧くださいませ。

朝6:30に自宅を出発、もう雨は本降りでした。この日は夕方までずっとこの調子でしたが、その分、連休というのに車はすいていて、ある意味快適でした。たぶん長距離に不慣れなドライバーはこういう日には外出しないと思いますので、道中の道の駅で会う他のドライバーには同じ匂いを感じたりしました。物好きな方々、結構いるものです。

写真は楽天フォトの容量がいっぱいなので、別のアルバムを使っています。良かったらこちらをご覧いただきながら

東京外環道から東北道に入り、1時間あまりで佐野SAに到着。SAにあるうさぎ園のうさぎ達もまだみんな寝ていました。その後西那須野塩原ICで高速を降り、塩原温泉の入口にある道の駅「湯の香しおばら」で少々休憩したあと、山中に入ります。数ヶ月前に来た「もみじ大吊橋」や塩原温泉の足湯(湯っ歩の里)の横を通過、栃木県から福島県に入るとすぐ1つ目の道の駅「会津西街道たじま」(田島町)に到着。この時点で10時前、自宅からは3時間半くらいでした。

まだ激しい雨が降り続く中、会津の山中を抜け、西会津側の道の駅「尾瀬街道みしま宿」(三島町)、さらに「会津柳津」(柳津(やないづ)町)に立ち寄り、福島県最西端の道の駅「にしあいづ」(西会津町)を回りました。その後東に方向を変え、喜多方方面に向かいます。JR喜多方駅前にある喜多方ラーメンの老舗のような店でありながら、最近のブームで競争に敗れたかやや場末感のある「平和食堂」で喜多方ラーメンを一杯。ここは仙台に昔住んでいたときに、ドライブがてら一度来たことのある店でした。外観や内装はあまり変わっていない気がしましたが、確か15年前に勇んで注文したのは「金箔ラーメン」だった記憶があります。今はややシンプルなメニューに統一されているような雰囲気で、奇をてらったメニューはやめているように見えました。

さらにこの後は、猪苗代湖方面に向かいます。続きは明日。。



7月15日、会津遠征1日目の後半です。遠征ルートはこちらのGoogleマップでどうぞ。

写真はこちらです。よろしければご覧ください。

喜多方駅前でラーメンを食べたあとは、喜多方市の北側にある道の駅「喜多の郷」に行きました。まだ雨は引き続き本降りでした。喜多方といえば「蔵のまち」ということで有名ですが、ここの道の駅は建物がすべて蔵のような趣です。

続いては進路を東に変え、裏磐梯方面に向かいます。このあたりはいいドライブコースなんですが、天気が悪いのが残念。今度は天気のいいときに来てみたいと思いました。そんなことを考えながら、桧原湖のほとりにある道の駅「裏磐梯」(北塩原村)に到着。

その後は南下し、猪苗代湖方面に向かいました。湖を横目に見つつ、「野口英世記念館」に到着。会津出身の世界的に有名な人ということで会津若松市内にも「野口英世青春通り」なんていう通りもありましたが、この記念館では野口博士の生家が復元されています。野口博士は50歳ちょっとでガーナで黄熱病の研究中に亡くなったわけですが、その前に欧州や南米その他世界各国へ行って研究をしていたことを改めて知りました。あの時代に貧しい農家の出の人がそこまで出世しただけでなく、今の世の中で誰もが恩恵を被っているワクチンの発見を数多くしたわけですから、その立派さに感心してしまう次第です。

記念館のあとは猪苗代湖の脇を抜けて会津若松駅前に予約していたビジネスホテルに17時過ぎに着きました。この日の移動距離は350kmくらい。やっと雨が小降りになりました。会津若松駅の改札口まで行ってみたところ、台風のため郡山から先の東京方面の電車が運休中という張り紙が出ていました。

このホテルは駅前にありがちな場末な外観はしていましたが、設備はなかなかよかったです。一番いいのはこのホテルの系列の日帰り温泉がすぐ近くにあるのですが、無料でここの入場券をもらえることです。名前は「富士の湯」 、普通に行けば入場料が350円とかなり安めなのであまり期待していなかったのですが、露天風呂も含めて意外と設備は良かったです。岩盤浴などもありましたし、東京でよく行く都会型のスパーとそれほど遜色ありません。また、地方都市で「タイ古式マッサージ」があるとは思っていなかったので試しにやってもらったところ、施術師の技術レベルも結構高かったです。

まあしょっちゅう会津若松に行くことなどありえませんが、また機会があればぜひこのホテルと温泉を訪れたいと思います。ということで1日目はここまで。2日目は会津若松市内を少々見学して帰途に着きます。。



7月16日、会津方面遠征2日目の前半です。遠征ルートはこちらのGoogleマップをどうぞ

この日は台風一過で天気も良く、ドライブ日和でした。まずは会津若松市内中心部にある若松城、通称「鶴ヶ城」に向かいました。会津藩は最後の藩主・松平容保が明治新政府軍に最後まで抵抗し、白虎隊の悲劇などがあったところです。幕末から維新までの歴史に関心がありますので是非来てみたいと前から思っていたところでした。

この日写した鶴ヶ城と会津酒造歴史館の写真はこちらへどうぞ

鶴ヶ城に上って確か三層目(天守閣のひとつ下の層)まで来たところで、急に城が大揺れしました中越沖地震に遭遇したわけです。あとでカーラジオで確認したところ、会津若松は震度4とのことでしたが、相当揺れました。周りの観光客と一緒に太い柱につかまって揺れの収まるのを待ちましたが、結構恐かったです。後で新潟の柏崎などの被害がひどいことをラジオで聞いたのですが、そこにある柏崎刈羽原発は昨年11月に見学したところなので、他人事とは思えませんでした(そのときは中越地震の被災地・山古志も目的地でしたが)。1日目は台風、2日目は地震と遭ったので印象深い遠征となりました。

鶴ヶ城のあとは、そのすぐ近くにある「会津酒造歴史館」に行きました。会津は酒どころとしても有名なところですが、地場の酒造メーカーが工場に展示館を併設しているといった感じのところです。経営者の家と思われる旧家も同じ敷地にあり、歴史の深さを感じさせるところです。車を運転していなければ利き酒もできたのですがちょっと残念。

このあと、会津若松市内を離れ南下、昔の宿場町「大内宿」に向かいます。。



7月16日の会津方面遠征2日目後半です。遠征ルートはこのGoogleマップでどうぞ

会津若松市内を抜けて南に向かいます。このあたりは比較的平らでまっすぐな道が続くところもあり、なかなか爽快なドライブルートでした。平地を抜けて再び山中の道をたどっていくと、昔の会津街道の宿場町「大内宿」があります。江戸時代の宿場が復元されていて、それぞれが食堂だったり土産物屋だったりして、結構楽しめます。

ここで面白かったのは「ねぎそば」。長ネギを箸の代わりにして食べる蕎麦です。箸代わりのネギを薬味としてバリバリ食べながら蕎麦をすするのもなかなかオツなものでした。水がいいのか、蕎麦自体もとてもうまかったです。

その後さらに南下すると「塔のへつり」という断崖絶壁の奇岩があります。中国の桂林にも似ている風景です。そのあとは今度は東方向に向きを変え、別荘地を抜けると道の駅「羽鳥湖高原」(天栄村)というところに到着。ただ、この道の駅はまだ正式オープン4日前だったので、物産販売しかやっていませんでした。

このあとは白河ICから東北道に乗り、帰途につきます。3時間くらいかけて夕方5時過ぎに自宅に到着しました。今回は台風あり、地震ありで非常に印象的な遠征になりましたが、特に野口英世記念館、鶴ヶ城、大内宿が印象的でした。会津方面、なかなかいいです。。

ということで写真はこちらです。よろしければご覧ください。

ついでに時系列で4日分の写真のリンクもどうぞ。

1日目前半

1日目後半

2日目前半

2日目後半



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