アラフィフおやじの温泉やITや中国や道の駅のブログ

2006/11/29(水)23:15

タクシー

道の駅とドライブ(163)

虚弱体質なもので、ちょっと疲れると終電前でもタクシー帰りするおやじです。というか、北京駐在のときはいつもそうでしたので、帰国後7年経ちますがついタクシーを停めてしまう誘惑にかられます。今日もタクシー帰りしてしまいましたが、いろいろな運ちゃんがいるものです。今日の運ちゃんは経験が長くないようで、あまり道を知らず、教えてあげたら「勉強になりました」と逆にお礼を言われました。運転も至って安全運転でした(でも1ヶ所赤信号を見落としましたが)。最近は仕事柄かつ趣味でもありますが、タクシーについているカーナビが気になって、よく運ちゃんに話しかけます。自分の車のカーナビは99年製なのでだいぶ型が古く、機能もそんなにたくさんついていないのですが、最近のタクシーにはほとんどカーナビがついていて、それも最新型のものが結構ついています。カーナビ以外にもETCも大半ついていますし、カード払い用の無線端末もほとんど標準装備されています。個人タクシーなどでIT好きの運ちゃんはカーナビがなぜか2台もついている車もあったりしました。前に話をしたことのある運ちゃんによれば、最近はタクシー運転手のなり手が少ないそうで(景気が良くなったんですかね)、運転手募集の絶対条件に「カーナビが装備されていること」があって、そうでないと人が集まらないと言っていました。確かに東京の道を運転するのはカーナビがないとなかなか大変ですので、そういう話は理解できますが、それでタクシー会社も設備投資が結構大きくなっているようです。さて、話は変わりますが、90年代中盤に北京に赴任したときは、タクシーはほとんどこんなやつでした。左の黄色いワンボックスは農民が手っ取り早く現金収入を稼ぐために、たぶん初期投資が少なくて済むこのタクシーが一斉に広まりましたが、サスペンションも悪く、乗り心地は極めて最悪でした。この色から「黄虫」(「蝗虫」=イナゴとかけていた)といわれていましたが、確か98年ごろに廃止されたと思います。その後主流になったのは右の「夏利」(シャレード)でした。これも座席は狭く、中国の習慣として一人で乗るときは普通助手席に乗りますが(二人で乗っても一人は前に乗ります)、乗り心地はよくなかったですね。あるとき、これに乗って帰宅するときに、ハッチバック式になっている後ろのドアが何かの拍子にそのガラスが割れて、危なく事故になりそうになったことも思い出します。そもそも運転が荒すぎるので、なるべく死なないように私は一人でも後部座席に座っていましたけど。それに比べると、写真はありませんが、最近の北京のタクシーは見た目はきれいになりました。空港から市内のK飯店まで65元でしたが、前よりも安くなったような気がします。オリンピックを控えていることや、消費者からのクレームが相当多かったと思われることから、客がぼられることのないように規制が厳しくなったように見えました。でも、そういうことに影響を受けない、運転の仕方や運転手の態度としてはいまだに問題がありましたけどね。やはりタクシーに乗るなら日本です。日本ほどタクシーがきれいな国はないと思います・・・人気blogランキング 中国BLOGGER人気ランキング できればポチっとひとつよろしくお願いします

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