そこまで知っているとは・・・

先週は出張していたため週末恒例の日帰り温泉がちょっと間隔空いてしまいました。今日行ったのはここ。マッサージと散髪を含めたフルセットでゆったりいたしました。さて、引き続き先週の出張時ネタ。主たる目的地は杭州だったのですが、土地勘がないこともあり、上海の関連会社から日本語のできる中国人現地社員にサポートとして同行してもらいました。彼女はまだ昨年大学を卒業したばかりの杭州生まれのとても真面目そうな女性でしたが、日本の芸能界についての知識がものすごく豊富かつ最新であることにびっくり。ごくごく最近のドラマや音楽、芸能情報も細かくよく知っていました。私も最近のアイドルの名前（Hey Say Jumpとか）などは結構おさえているほうなのですが、完全に負けました。どのようにそんな最新情報を入手しているのか聞いてみたところ、やはりインターネットなんですね。日本の曲も含めたさまざまな音楽がフルでダウンロードできるサイトを教えてもらいましたが、タダであらゆる曲が落とせるんですねえ。中国版Googleのような「百度」でいろいろタダでダウンロードでき、日本でも一部の人が結構使っていることは知ってはおりましたが、そのようなサイトが数限りなくあるんですね。最近の中国人の若者はほとんどMP3プレイヤーというのを持っていて、ここに音楽だけでなく例えば授業の音声教材のようなものも落として使っているようで、すでに学生の必需品のようです。数100元で２G程度のものが買えてしまうそうです。最近ではケータイも大容量対応している機種が増えたのでそういう需要も拡大しているようですね。北京では地元の人に、外国人でにぎわう偽DVD屋にも連れて行ってもらいましたが、ここで大量に売っていたDVDやCDは、わかりやすくほとんどどれも1枚10元。最新の映画や日本のテレビドラマのDVDもあり、地元の外国人には結構重宝しているようですね。別の人からは、Bit Torrentというソフトで映像を大量ダウンロードして、家で最新映画を楽しんでいるという話も聞きました。「ウイルスは大丈夫か」と聞いたら、「専用のチェックソフトがあり、中国人はそういうものは正規版をちゃんと買う」と言っていました。一方で、最近は日本にもあるシネコンのような大型映画館がたくさんできているそうで、品質の良い映画を見るニーズも結構増えているそうです。この国、本当になんでもありって感じです。奥が深すぎます。。