2008/07/02(水)22:56
呪われた2008年?
先日北京に出張した際に、会社関係の付き合いの長い運転手や、駐在の日本人から、都市伝説のような「呪われた2008年」といったような話を聞きました。北京五輪は2008年8月8日8時8分に開幕するわけですが、最近起こった事故や事件はみんな「8」に関係する、といったような話です。運転手とさしで話したときに彼が言っていたのは、「2008年は悪い年だ。今年は列車事故もあったし、暴動もあったし、雪害もあったし、果てはこの前の大地震。こんな年は今までなかった。オリンピックのときもテロが恐い」と嘆いていました。駐在の人からは、「このような悪い話は、日付を足すと全部8になるらしい」という噂があることを聞きました。四川大地震は5月12日で全部足すと「8」。結構迷信を信じている人が多い中国では、なるほどこういう話は広まりそうです。ただ、運転手が言っていたような、事故や事件の日付を見てみると、数字を足すと「8」になるのはなく、どのことを言っているのかいまいちわかりません。山東省で起きた列車衝突事故は5月8日でした。確かに「8」はあります。でもその程度の一致です。足して「8」になる7月1日も特に大きな事件はなかったと思います(貴州の暴動は6月28日でしたが)。それよりも、先ほどテレビのニュースでやっていた、青島沖のヨットやウインドサーフィンの競技会場が、大量の藻が異常発生し、海面が緑の固まりで覆われていたことが心配ですね。日本の選手が練習に行っていたそうで、「まるでサッカーのグランドのようでした」とコメントしていましたが、いずれにしてもいろいろなことが起きるのは間違いないようです。個人的には中国の抱えるいろいろな問題は別にして、五輪は順調に開催されてほしいと思うばかりなのですが。。
人気blogランキング
中国BLOGGER人気ランキング