青空の北京

金～土曜と弾丸一泊で北京に出張してきました。北京の大気汚染のニュースが先週前半まで日本をにぎわしていましたので、金曜昼到着して午後から打合せ２つというのは、もしフライトが遅延するとすべて台無しになりそうなことを考えるとリスクが高かったのですが、意外にも天気も良く、スケジュールどおりにすべて運びました。この二日間、北京ではきれいな青空がみられ、大気汚染基準に使うPM2.5の値も低かったようです。木曜日は小雪も降ってまったくひどい状況ということだったので、とても運が良かったです。一つ目の打合せで訪問したビルからの景色。青空です。前日は目の前のあのビルが見えなかったとか。ちなみにこの場所は前も打合せで何回か訪問し、同じ角度の写真をブログに載せましたが、このビルは依然としてオープンできない中央電視台（CCTV）の奇抜な形のビル。 本当は北京五輪前にオープンするはずだったのが、横のアネックスビルが工事最終段階で中で爆竹を放った輩がいたために炎上。本館のビルの方も工事がストップしてしまいました。前に来たときは黒焦げ状態でしたが何とか復旧したようで、本館の下の方も整備されているので、今年中にはどうやらオープンするらしいです。でもこの形のビルはきっと使いにくそうですが。。 これは土曜日の朝、ホテルの窓から。遠くの山も見えたりして、最近の北京らしくない良い天気です。一応マスクを日本で買っていったのですが、使わないですみました。 土曜日は北京でほぼ毎回IT関係の定点観測をしている中関村へ。 「漢王」はeブックリーダーで有名なメーカーですが、最近はこんなペン型辞書などもやっているようです。一瞬体温計かと思いましたが。 春節間近ということで、それっぽい垂れ幕や看板がそこかしこにありました。 天気もよいので久しぶりに天安門広場にも来てみました。90年代の駐在時にはアテンドなどで数えきれないほど来たところですが、最近あまり来る機会はありませんでした。珍しく天気なので、地元の人も結構来ていたような。 人民英雄記念碑と毛主席記念堂。 こちらは人民大会堂。 このあたりで初めて写真を撮ったのは1985年。中国も世界も変わりました。 王府井の屋台街に来てみました。サソリとタツノオトシゴで迷いましたが、サソリ串を試してみました。 サナギとか。 セミとかも。 昼飯の刀削麺。 揚げアイスなんかもありました。 これは逸品。大サソリ。次回は試してみたいものです。ここを歩いていると、店員は日本人にもとてもフレンドリー。日中間の問題が発生してからは初めての訪問でしたが、近視眼的だったり一方的な報道にとらわれず、現地でいろいろと感じて考えてみることがやはり大事だと改めて思ったりしたところです。