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ガオライ日記

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2010.01.25
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世の中には一人っ子なるものがいる。

兄弟がいない。

私の大学のクラスメイトは、98%一人っ子だ。

中国万歳。


私は兄弟がいるので、兄弟がいない感覚はわからん。

3人兄弟の真ん中なもんで、生まれた時から兄弟はいたし、

ぼーっと8年間過ごしてたら弟もやってきた。

 

うんにゃ、ぼーっとじゃないか。

私の多感な時期は幼少期にあって、かなり鮮明に覚えている。

中学より小学校、幼稚園を辞めた時も確か自分で決めた。

 

引越やら家庭の事情やらで多感だった私はさらに過敏になり、

転校生ってのはいじられる運命にあるのだけど、過敏すぎる私は心を閉ざす。。。

 

 

閉ざすどころか、攻撃的に。

まぁ、そのあとは紆余曲折痛い目にあいまくって今に至るわけだが、

転機は弟。

 

3歳までの彼は、生物的にとても興味をそそる対象で、

歩けない赤子の彼を立たせてみたり、

言語を完全に間違った方向で教えてみたり、

まぁ、ここには書かない実験を繰り返した結果、

3歳の彼には自我が芽生えた。

そして私の彼への興味はしぼんだ。

 

それから5年くらいの歳月が過ぎ、彼への興味もほぼ消え失せたころ、

弟は、私に言ったのだ。

「お姉さん、僕に興味ないでしょ?」

 

正直、私の心の最初に浮かんだ言葉は、

 

「正解!」

 

ただそこからが姉としてのプライドなのかなんなのか、

そこから弟をかまうようになり、今にいたる。

 

今では、世界で一番好きなのは弟。

 

もし弟がいなかったら、大げさだけど

人への愛情ってのがどんなものなのかわからなかっただろうな。

どういうものが「愛」なのか、人それぞれだけれど、

定義付けできないものを自分の中で、これだろうなって、

感覚として感じることはできなかっただろうな。

人に興味が出始めたのはだからガオライ高校生から。

それまでは、人に傷つけられるのが嫌で関わりたくなかったんだった、確か。

友達でも恋人でもないもう一つの領域。

自分と同じ世代に属してる人間で、絶対の味方。

 

親はね、また別なのよ。

半分自分だから。

好きだけど自己愛に近い。

 

だから、今日ダディが倒れて、

心配でこっちまで倒れそうで眠れない。

 

 






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最終更新日  2010.01.26 00:22:46
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