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世の中には一人っ子なるものがいる。 3人兄弟の真ん中なもんで、生まれた時から兄弟はいたし、 ぼーっと8年間過ごしてたら弟もやってきた。
うんにゃ、ぼーっとじゃないか。 私の多感な時期は幼少期にあって、かなり鮮明に覚えている。 中学より小学校、幼稚園を辞めた時も確か自分で決めた。
引越やら家庭の事情やらで多感だった私はさらに過敏になり、 転校生ってのはいじられる運命にあるのだけど、過敏すぎる私は心を閉ざす。。。
閉ざすどころか、攻撃的に。 まぁ、そのあとは紆余曲折痛い目にあいまくって今に至るわけだが、 転機は弟。
3歳までの彼は、生物的にとても興味をそそる対象で、 歩けない赤子の彼を立たせてみたり、 言語を完全に間違った方向で教えてみたり、 まぁ、ここには書かない実験を繰り返した結果、 3歳の彼には自我が芽生えた。 そして私の彼への興味はしぼんだ。
それから5年くらいの歳月が過ぎ、彼への興味もほぼ消え失せたころ、 弟は、私に言ったのだ。 「お姉さん、僕に興味ないでしょ?」
正直、私の心の最初に浮かんだ言葉は、
「正解!」
ただそこからが姉としてのプライドなのかなんなのか、 そこから弟をかまうようになり、今にいたる。
今では、世界で一番好きなのは弟。
もし弟がいなかったら、大げさだけど 人への愛情ってのがどんなものなのかわからなかっただろうな。 どういうものが「愛」なのか、人それぞれだけれど、 定義付けできないものを自分の中で、これだろうなって、 感覚として感じることはできなかっただろうな。 人に興味が出始めたのはだからガオライ高校生から。 それまでは、人に傷つけられるのが嫌で関わりたくなかったんだった、確か。 友達でも恋人でもないもう一つの領域。 自分と同じ世代に属してる人間で、絶対の味方。
親はね、また別なのよ。 半分自分だから。 好きだけど自己愛に近い。
だから、今日ダディが倒れて、 心配でこっちまで倒れそうで眠れない。
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最終更新日
2010.01.26 00:22:46
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