2010/08/06(金)16:33
アジア大会まで100日を切りました。 会場周辺の整備とコンパニオンの訓練が進められています。
中国は広東省広州市で11月にアジア大会が開催されます。
早いものであと100日をきりました。
大会開催に向けて広州市では交通網の整備、会場の建設、町の美化、それとコンパニオンの訓練とマナー向上に努めています。
開催式は新都心である珠江新城の新しく建設されている会場で行われます。
既に会場はほぼ完成し最後の調整段階で、先日は開催まで100日のリハーサルを兼ねたイベントが開催されました。
写真がその会場を対岸から撮影したものです。
会場を拡大したもので、ここで開催式が行われます。
この会場、使用後はイベント会場に使えますね。
特色は照明用のタワーが並んでいますがこの照明はすべてLEDを用いた照明です。
まあ、目新しいことは何でもすぐに採用しますから、最先端の技術をアピールするのでしょう。
実際に使用されるLEDのコアとなるCHIPは日本製か韓国,USAのものと思います。
高輝度の物は信頼性から中国製の物はまだ使えないでしょう。
開催式当日はこの会場を見渡せるマンションの住民は基本的に一時退避するようになります。これはマンションから見渡せる範囲で外国要人へのテロを警戒する為の措置だとか。
しかし、住民も折角自宅から見えるのに見てはいけないとは困ったものですね。
退避に際しては保証金が支払われるようですが一人100元程度でホテル代にもなりませんね。
老人や赤ちゃんなどのいる家庭では困るでしょう。
これが建設中の新広州テレビ塔です。
高さが600mあり現時点では世界一ですが、まもなく日本のスカイツリーに抜かれます。
オペラハウスの向かい側になるオフィスビルで上部にはレストランもあり、眺めが良いところです。
これは、新しい新都心として高層ビルや公共施設、政府機関、がこの地区に建設されており、広州に完成したオペラハウスから高層オフィスタワーを見たものです。
これは、広東省博物館新館です。
今年5月にOPENしたもので現在は無料で開放していますが、入場には入場券をもらう必要があり、身分証がないともらえません。一日5000枚配布しています。
この開催式会場周辺は高層ビルや新しい建物でいっぱいになり、公園のようなゆったりとした環境で、ここへ来てみると中国にいることを忘れてしまうほどきれいで近代的な場所なのです。
すごい費用がかかっていますね。この地下には地下鉄3号線と5号線、近くには2号線、1号線が走り、この会場あたりには新しい都市間自動旅客輸送システムのAPMが完成します。
無人走行のタイヤで走る軽軌道です。
それにしてもお金のある国は違いますね。天井知らずな投資を行い、短期間でインフラを整備し、交通網、公共施設などを作ってしまうのですから。
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