超音波カッターが届いたよ。
以前から欲しかった超音波カッター。一番欲しいと感じたのは、過去に立体迷路の「PERPLEXUS」を殻割りした時でした。でも、超音波カッターって高いんですよ。安いのだと3万円程度で買えますが、性能いいやつだと10万円位します。なかなか手が出せるものではありません。でも、いつか買いたいなぁと思っていたのですが、ある時、Makuakeでフットスイッチ付きの超音波カッターのクラウドファンディングがスタートしました。毎秒4万回でカッター刃が微振動して対象物の切断ができるという性能はもちろんのこと、ダイアル式で出力の調整ができ、オンオフをフットスイッチでコントロールできるというのも魅力。しかもクラファンスタート直後だったので、超早割で30%オフの29,800円でした。これはもう運命としか思えない!というわけで、ポチった(開発支援した)のでした。で、その超音波カッター「CHILL S1」が本日届きました。開封の儀。早速セッティングしてみます。背面は電源スイッチと、ACアダプターの接続端子があります。右サイドにはカッターハンドルホルダーを取り付けて、カッターを立てかけることができます。正面は、右側がカッターハンドルへの配線で、その隣がフットスイッチへの配線。左側には無段階の出力調整ダイヤルがあります。このダイヤルで、40W~60Wまで出力を切り替えることができます。フットスイッチはこちら。本体背面の電源を入れた後は、このフットスイッチを踏んでいる間だけ超音波カッターが振動します。で、こちらがカッターハンドル。カッター刃はあらかじめ替え刃が12本付属していますが、市販の角度30度、刃厚4mmの刃でしたら使うことができるとのことです。超音波カッターの替え刃って、実は非常に多くの種類があるので、上記以外の刃が使えないかは追って試してみたいところ。さて、それでは早速手近にあるプラ板を切断してみましょう。今回用意したのは厚さ1.5mmのプラ板。これぐらいの厚さだったら、余裕で切れるでしょう。ダイヤルを真ん中辺りの出力にして、プラ板に刃を当ててフットスイッチを押してみると、プラ板に刃が当たる瞬間に高周波が出ますが、それもほんの一瞬だけ。ヌメ~ッとプラ板を切断していくことができます。細かな振動をしながら刃を当てるので、摩擦熱でプラ板の切断面が溶けて盛り上がりますね。なので、プラ板を切断した後は、ヤスって均す必要がありますな。切断できる素材としては、プラスチックの他にも、アクリル板、ファイバーボード、段ボール、木材、フェルト、布、ゴム、革、紙など、いろんなものに対応しているので、細かな作業の際には重宝しそうです。