Rally Tripmeterの話 その2
さて、Rally Tripmeterの話の続きです。このアプリは、DL後、無料の試用期間2か月を経て、Basic planかPro planのどちらかを選ぶことになります。Basic planは年間1,720円、Pro planは1,820円/3か月か、2,980円/年となっています。この2つのプランの違いは何かというと、使用できるモードの差です。<Basic plan>・Tripmeter・Map<Pro plan>上記2つに加えて・Averate speed・Racce・Liaison・Race・Regularity / TSD・Rally Raid・Custom Layout 1~3それぞれのモードでは、表示する情報量が異なります。例えばTripmeterだと、表示されるのは2つのTripとSpeedだけですが、Regularity / TSDモードだと、より多くの情報が表示されます。私が参戦する関東デイラリーは、いわゆるアベレージラリーと呼ばれるラリーで、海外ではRegularity RallyあるいはTSD Rally(Time, Speed, Distance Rally)と呼ばれているものになりますので、使用するのはRegularity / TSDモードになりますので、必然的にPro planを使用することになります。取り敢えず有料プランの前に2か月間のお試し期間を有効に使うことをお勧めします。私の場合は、4/20の第1戦に向けて、3月にこのアプリをインストールして、アプリをどのように使用すればよいのか、それぞれの項目がどのような計算で数値を算出しているのかなど、demoモードや実走行で勉強した上で、お試し期間のまま第1戦に参戦しました。お試し期間中でも使用できる機能に差はありませんので、そもそもこのアプリが「使えるのか」の評価を行うことができました。実際の所、ラリー用のGPS測位のアプリは他にも色々とある中でこのRally Tripmeterを使用したのは、「このアプリが最もコドライバーの負担を軽減できるから」でした。アベレージラリーを本格的にやろうとすると、最も大変なのはコドライバーです。ラリコンによる限られた情報の中から、常に計算しまくってその結果どのように走ればよいかをドライバーに伝えるコドライバーの負担は非常に大きいものがあります。もっとも、逆に言うとアベレージラリーの醍醐味を一番体験できるのはコドライバーだと思います。しかしながら、お互いに初心者での参戦になるので、なるべくコドライバーの負担は減らしてあげたい。そんな中、このアプリのRegularity / TSDモードで使用できるIDEAL TIIME表示(理論値と比較して何秒遅れているか、進んでいるかを表示してくれる)機能が魅力だったというのが、このアプリを使用した最大の理由です。ただし、これを機会任せにしてしまうというのは、ある意味アベレージラリーの一番楽しい所を文明の利器に任せてしまうということになるので、ちょっと反則かな?という気はしています。将来的には、この機能、このアプリに頼らずにアベレージラリーに参加することができればよいというのが私のひそかな目標。という訳で、次回はそのRegularity / TSDモードでIDEAL TIMEを設定する方法をご紹介します。