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テーマ:DIY (3358)
カテゴリ:DIY
本日の修理は掃除機、iwoLYのサイクロン型掃除機 V600。
「おそらく電源ケーブルの付け根で断線している」とのことです。 たしかに、ケーブルをコンセントに繋いで電源をONにしてみても、掃除機が全く反応しません。 試しにケーブルの付け根辺りを本体側に押し込んでみると、掃除機が動き出しました。 断線ですね。 ドライヤーとか、この手の掃除機とか、ケーブルの付け根で断線することが多いので、ケーブルを束ねる時はホントに注意が必要です。 今回の掃除機はケーブルを束ねるために赤いビニール紐がケーブルに結わえてありました。 こういうの、凄く大事なんですよね。 まぁ、私の家に入院してきた時には、この紐は使われてなくて、ケーブルはグチャグチャにして本体ごとビニール袋に突っ込まれてましたけど。 そーゆーところだぞっ。 では、気を取り直して分解していきましょう。 まずは排気口のリングを外して、中に入っているスポンジフィルターとスポンジ製のOリングを外します。 続いて、本体にある6か所のネジを取り外して、一部勘合しているところに注意しながら、本体を殻割りします。 電源ケーブルを断線部分でカットする前に、接続先を確認します。 ケーブルがハンダ付けじゃなくて、タコスリーブで接続されていますな。 絶縁体の中に、金属製のスリーブが入っていて、絶縁体と一緒に圧着ペンチで固定するタイプです。 結線すると、ケーブルがタコの足のように絶縁体から出たようになるので、タコスリーブっていうのだと思いますけど、正式名称は「絶縁被覆付閉端接続子」漢字読めばどんなものなのか一目でわかりますね。 まずは絶縁被覆を外して、スリーブを剥き出しにします。 ケーブルはあまり短くしたくないので、可能ならスリーブからケーブルを引っこ抜き、難しいようならスリーブ手前ギリギリでケーブルをカットします。 電源ケーブルが外せたら、ケーブルを断線箇所でカットします。 おそらく直角に曲がっている部分が断線箇所だと思いますので、ちょっと手前部分でカット。 残した部分を結線するために被膜を剥いたところ、断線箇所は実はもっとコンセント側でした。 実際には、カットした部分よりもさらに3cmほどコンセント側で断線してました(白いケーブル)。 結線用に各配線を整えたら、タコスリーブの登場。 今回使用するサイズはCE-2です。ホームセンターで20個入り400円弱。 amazonとかだともっと安く大量に買えますが、そんなに大量にあっても使わないので・・・。 被覆を剥いたケーブルを、タコスリーブ内のスリーブに入れて・・・ 被覆の上から圧着ペンチでスリーブを潰して固定させます。 電源ケーブル2本とも結線したら、 グリップ内にケーブルをまとめます。 あとはバラしたのと逆の手順で本体を元に戻していきます。 動作確認したら完成です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 15, 2024 10:21:19 AM
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