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テーマ:DIY (3353)
カテゴリ:DIY
ゲーセンにあるクレーンゲームが得意です。
まだ子供が小さかった頃、子供に与えたオモチャの多くはクレーンゲームでゲットしたものでした。 現在も我が家にはクレーンゲームで獲ったぬいぐるみがいっぱいあります。 で、そんなクレーンゲームでゲットして、かみさんが働く放課後教室にあげたのが、このプッシュポップゲーム。光と音でやる「モグラたたき」みたいなもんでしょうか。 表面がシリコン製でプニプニしてます。 ゲームがいくつか選べるようですが、基本的には、光ったところを押す感じ。 押して引っ込んだら、 背面を押し込んで元に戻すって感じです。 今回の不具合は、「音が小さくなっちゃった」というもの。 実際に試してみようと思って電源スイッチを押しても、そもそも電源が入りません。 背面の電池BOXを開けてみたら、単3電池3本の入れる向きが間違ってます。 おい。 で、正しく電池を入れなおしてみたところ、確かに音が小さいです。 音量を数段階で切り替えることができるのですが、最大音量にしてもかすかに音が聞こえるくらい。 ただし、音が鳴っていることは確か。 原因はおそらくスピーカーの振動板が外れかけてるとか、そんなところでしょう。 では、早速分解してみましょう。 まずは電池を抜いて、ボディ四隅のネジを外して殻割りします。 スピーカーは、頭部に入っているので、 頭部をさらに殻割りします。ここは単にスナップフィットのはめ込み式なので、隙間にツメを引っかけてパカッと外すだけ。 なんかシュールだな・・・ ジロジロ見んなよ。 で、スピーカーを取り外してみたら、スピーカーのフランジが壊れて、振動板にボイスコイルは残っているものの、マグネット部分が完全に脱落してました。 割れたフランジの形状を確かめると、おそらくこんな位置でついていたもののようです。 折れた3か所を瞬間接着剤で固定します。 さらに、振動板もフランジにきちんと止まっていなくて、外れかかっていましたので、振動板も固定します。 接着剤をつけすぎると振動板の動きが制限されてしまうので、ここは流し込み接着剤を使います。 流し込み接着剤、プラモデルを作る時の必需品になりましたね。 普通の接着剤は、接着面に接着剤を塗った後で、接着する2面をくっつけますが、 流し込み接着剤の場合は、先に接着する2面をくっつけて、裏側(表でも良いけど)から隙間に1滴垂らすだけ。 すると、表面張力で接着剤が一気に隙間全体に広がるんです。 表面を溶かして接着するタイプで、少量なのにしっかりと接着してくれるので、今じゃあプラモデル作ってる人はほとんどこれがメインになってるんじゃないでしょうか? 今回も、ちょんと隙間に垂らした瞬間に、振動板周囲をぐるっと流れて行ってくれました。 流し込み接着剤万歳。 振動板が固定できたら、試しに電池を入れて電源ON。音が問題なく出力されることを確認したら、あとは本体を元に戻すだけ。 なんか顔が汚れてたので、綺麗にしてあげて完成です。 キレイになった? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 2, 2024 08:21:51 AM
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