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テーマ:徒然日記(23578)
カテゴリ:ドライブ・旅行
3週連続「さと山ウォーク」、今回は第3区「光風台駅~上総牛久駅」。
第2区で光風台→海士有木、第4区で上総牛久駅→里見駅を歩きましたが、今回はその間を埋める感じですね。 鉄道の駅としては、光風台駅~馬立駅~上総牛久駅で、距離としては8.5km、2.5時間の行程です。 今回は朝方の天気が微妙だったので、朝9時に家を出発。これまでなら五井のクロワッサンファクトリーで朝食を食べるところですが、今回は上総牛久駅に直行して、到着したのが10時45分ごろ。この後気温が高くなるってのがちょっと心配でしたが、第3区は距離が短いので何とかなるだろう、と。 先週、第4区を歩く時にチケットを購入した上総牛久駅前の深山文具店さん。 その時に第3区分のチケットも買っておいたので、今回は駐車場で準備を整えたらすぐにウォーキング開始です。 と、その前に駅でトイレに行っとこうと思ったら、駅舎の隣にあるトイレがなんだか凄いことになってました。 「里山トイレ」というらしい。 なんでも、養老渓谷へとつながる里山への玄関口でもある上総牛久駅として、小湊鉄道が行っている逆開発にならい、里山(=人と自然と建築が溶けあい、相互に依存する場所)の始まりを予感させる風景を作りだしたらしい。 そんなわけで、一つの大きな建物としてのトイレではなく、小さな建物(トイレ)たちが木々の間に点在する構成になっていて、建物は木々と共生し、里山らしい多様な風景を作り出すようなデザインになっています。 入り口付近の赤い建物の中にはパネルがあって、それによると男性用トイレは1つで、あとの5つは女性用になっている様子。 使用中のトイレは赤く表示されるようになっていました。 階段を上ってみると、現在は使用していない車輛が展示されていました。 展示車両はトイレの横から入れるようになっていて・・・ 無料の休憩所になっていました。 中には、本やピアノが置いてありました。 スタート前から思わぬところで時間を使ってしまいましたが、11時頃にようやくウォーキングスタート。 しばらく歩道のない道を歩くので車に注意が必要ですが、国道247号(大多喜街道)を渡ると車が一気に減るので、少し楽になります。 それでも車道を歩くことに変わりはないのですが・・・ 気温が高めですが、太陽が雲に隠れてくれると涼しくなります。 それにしても何もないな・・・ 季節柄、個人的「キング・オブ・路肩の雑草」の「セイタカアワダチソウ」が黄色い花を咲かせて幅を利かせてます。 いつでもどこでも見れて、車運転してれば大抵道路脇に背高く生えていますけど、北アメリカ原産で、日本の侵略的外来種ワースト100に入っている、外来生物法における要注意外来生物です。 なんか生え方も咲き方も汚いんですよねぇ・・・。ホント嫌い。 で、そうこうしている内に、ルートはどんどん奥へ奥へと入っていきます。 ここまで来たら一気に涼しくなりました。自然の力って凄いなぁ。 2週前にもカラスウリをたくさん見ましたが、その時よりも明らかに赤みが増してますな。 で、養老川にぶつかりました。 ここがこのルートの目玉の一つ(?)らしい「未完成の橋」。もう完成させることはないのでしょう。明らかに橋脚が傾いてます。川の向こう側もこちら側も、道路を通すために土が盛られていて、橋を渡す気満々だったんでしょうが、途中で開発中止になったようです。 その昔、この川の向こうの集落は養老川のせいで孤立してしまっていたのですが、この集落出身の政治家が、橋を渡して国道247と接続させることを公約にして活動していたそうなんです。 集落の長年の夢を背負って活動していたその政治家は、新体制派の反発を受けながらもなんとか橋を渡す計画を議会で通過させ、工事も順調に進むかに見えたのですが、すでに高齢だったその政治家は夢半ばにして病床に伏して他界。盛り返した新体制派によって橋渡しの事業は途中でもみ消されたのでした。 なお、件の政治家の死については、「高齢とはいえ精力的だった彼が突然病に伏すのはおかしい」「実は裏があるんじゃないか」など、当時地元では色々と囁かれていたらしいですが、真相は不明です。 というのはウソですけど。 ちなみに橋を渡そうとしていたのはこの赤丸部分。 さて、ここからしばらくは養老川沿いを歩きます。 それにしても、とにかくトンボの量が凄い。 交尾後に2匹連なって飛んでいるのも結構います。 あれは交尾後に他のオスがメスに近づかないように、メスを独占している姿なのですが、「どうやってくっついてるんだっけ・・・・」と一生懸命子供の頃の知識を思い出そうとしながら歩きました。 全く思い出せなかったけど。 なにやら右手奥でモトクロスの練習しているのを発見。砂師オフロードパークというのがあるらしい。 ここらでちょうど1時間ほど歩いた感じ。時間はちょうど12時過ぎということで、ルート沿いにあった「里山カフェ FLIP FLAP」さんで昼食。 チキンティッカ マサラカレー、旨し。 店舗の向かいには鶏舎があってアローカナを飼ってました。 鶏舎に近づいたら餌を貰えると思ったのか近づいてきました。クックック馬鹿な奴らだ。 で、昼食後はデザートに、FLIP FLAPから5分程歩いたところにある「里山ファーム直営 里山農産物直売所 いちはら里山ファーム」。 ここは以前にも寄ったことがあるのですが、ジェラートが旨いんだ。 私は以前にも注文したストロベリーソルベ、かみさんはいちじくミルク。 このストロベリーソルベ、まるでいちごジャムを凍らせたかのような味で大好きです。 さっぱりしたところで、再びウォーキング開始。 ホントはここからまっすぐ進めば光風台駅なんですが、ルートはこの後大回りして倍近い距離を歩くことになります。 いや、もう、見渡す限り田んぼ。 柿の木がいろんなところにあって、直売所でもたくさん売ってました。 正面が光風台駅。 前回はトノサマバッタを見ましたが、今回はイナゴさん。 というわけで、14時10分ごろに光風台駅に到着。 途中1時間くらい飲食してましたので、歩行時間は2時間ちょっとってところですね。 駅員さんに完歩証明の印を押してもらって、ピンズをいただきました。 今回はキハ401。 里見の時は硬券に改札鋏を入れてくれましたが、光風台はスタンプでした。 到着した電車は貰ったピンズと同じキハ401の2両編成。 先頭車両はこちらで、 後ろはこのカラーリング。 このカラーリングのピンズは第5区で貰いましたな。 さて、上総牛久駅に着いたので、帰りますか。 で、これまで5つのピンズが揃いました。 残りは第6区の房総里山トロッコのピンバッジのみです。 ところが、この第6区、6月の台風の影響で現在清澄養老ラインが土砂崩れによる通行止めになっていて、そこのウォーキングができないので、上総大久保駅~養老渓谷駅間は列車による迂回をするように指示されています。 あまり新しい情報がない状態なのですが、どうやら片側交互通行ができるまで復旧するのが11月末のようなので、しばらく様子見しようかと思っています。せっかくのウォーキングイベントなので、なるべく完歩したいですしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 20, 2024 02:06:09 PM
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