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テーマ:DIY (3563)
カテゴリ:DIY
かみさんが、「衣類乾燥機が壊れた」と。
あまり使うことがない衣類乾燥機ですが、雨が続いた時なんかはお世話になっています。 その衣類乾燥機、前日までは動いていたのに急に動かなくなったと。 というわけで、本日は乾燥機の修理です。 モノは、RinnaiのRDT-30A。 症状としては、電源は入り、スタートも可能なのですが、スタート後10数秒すると、ブザーが鳴って、標準、終了ブザー、燃焼の3つのインジケーターが点滅してしまう状態。 本来なら湯沸かし器が燃焼する時のように、「チチチチチ・・・」という音がして着火するところですが、どうやら着火しないらしい。 それでもドラムは回転し続けるようなので、自分で電源offするしかないという感じです。 まず、この3つのインジケーターが点滅している状態が何を表しているのか取説を調べてみると・・・ 該当するものが載ってません・・・(涙)。 まぁ、どうせ「修理が必要だから販売店に連絡しろ」ってことなんでしょうけど。 とりあえず、できるところから始めますか、というわけで、ドラムの中の糸くずフィルターの清掃から。 こんなに綺麗に真っ白になるまで糸くず溜まってるとか、なかなか無いわ。 一応吸気フィルターの方も清掃しておいて、あとはこの状態では作業がしにくいので乾燥機をフレームから外して作業場に持っていきます。 アース線やガス栓、電源ケーブルを外して、排湿ホースを天板から取り外します。 乾燥機はフレームにボルト4本で固定されているので、ボルトを外したら本体を作業場に持ち込みます。 さて、作業場に持ってきました。 まずは点検扉を開けてみましょう。 扉の裏には配線図が貼り付けられていましたが、今回はこれは無視。 白いボックスの中に基板がありそうなので、蓋を外します。 思った以上に複雑な配線が出てきました。 とりあえずカプラーの接点不良を疑って、全てのカプラーを抜き差しした後、電源を入れて運転を試みますが変化なし。 では、全てのカプラーを外してボックスを取り外しましょう。 カプラーは全て大きさが違うので、取り違えて挿し間違えるということはないです。 基板は完全に防水対策がされていて、直接アクセスすることができませんので、とりあえず目視チェックして、問題ないことを確認。 というわけで、ボックスを元に戻して再度電源を入れてスタートしてみましたが、当然変化なし。 ただ、ドラムが回転している状態で点検ボックスの中を覗いていたら、ふと気が付きました。 あれ?なんかプラプラしてる・・・ というわけで、今度は背面からアクセスを試みます。 裏蓋を止めているビスを全て外してみると・・・ 切れた丸ベルトがプーリーにぶら下がっています。 コイツが原因ですね。 というわけで、丸ベルトを購入するために、サイズをチェック。 直径5mm、長さはおよそ800mmでした。 ところが、ネットで調べてもちょうど良いサイズのベルトがありません。 こうなると自分で溶着するしかないなぁ・・・と思って調べてたら、まさに溶着して自分の好きな長さで輪っかを作るもんらしい。 というわけで、切れたベルトを溶着させます。 両サイドをライターで炙って溶かして・・・ ズレがないように注意しながら圧力をかけてしばらく放置。 しばらく放置させたのち、引っ張っても切れないのを確認したら、はみ出た部分をニッパーでカットしてある程度均したらOK。 で、修理した丸ベルトをプーリーに取り付けます。 まずはスナップピンを取り外して、フレームを取り外します。 2つのプーリーにベルトを通したら、 フレームを組み付けてスナップピンを戻します。 あとはバラした部分を全部戻して、乾燥機をフレームに設置し、動作確認したら作業完了です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 27, 2024 12:40:03 PM
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