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テーマ:DIY (3595)
カテゴリ:DIY
本日の修理品は、メカゴジラのソフビ。
![]() 腕の関節部分が割れてしまって、ボディから抜け落ちてます。 見事な割れっぷり。 どうしたらこうなるのか謎ですけど、まぁ、むりやり腕を動かそうとしたんでしょうね。 ソフビ人形は経年劣化で硬くなりますが、硬くなってから無理に動かすと割れたり切れたりするんですよね・・・。 ホントは切れた後も元の位置でテープとかで固定しておいてくれると良いのですが、切れてズレた状態で放置していたので、完全にその形でクセが付いてしまっています。 ![]() それにしても、とにかく凄く汚れているソフビ。 可哀想なメカゴジラ。 いつもなら作業する前に綺麗に洗うところですが、修理には汚れが目立つ本体はほとんど触らないので、今回はノータッチ。 ただ、ソフビ自体がとてもヤニ臭くて、作業スペースにその匂いが充満するのだけは閉口。 でも、そんなヤニ臭い人形を洗いたくもない。 でも、臭いだけは我慢できない。 解決。 ![]() 隔離した。 さて、今回は過去にも何度か登場したサンデーシートの硬質塩ビ板専用接着剤を使用します。 ![]() ![]() アクリサンデー サンデーシート 硬質塩ビ板専用 塩ビ接着剤 25ml 注入器付 4953463131506 この接着剤を割れてしまった部分に塗っても良いのですが、大して強度は得られないので、今回はコイツでソフビ用のパテを作るところから始めます。 まずはパテの材料にするために、ソフビの不要な部分をカットします。 ![]() カットしたソフビを・・・ ![]() サンデーシート塩ビ用接着剤の中に漬け込みます。 ![]() 一晩置くと、ソフビがドロドロに溶けて、ソフビ用パテが出来上がります。 ![]() で、こいつを筆で割れているところに塗ります。 ![]() 裏側が乾燥したら、今度は表側にも塗って乾燥 変なクセが付いていなければ、裏側だけパテ埋めして固定して、表側は何もしないでよいのですが、一箇所のチリを合わせても他の箇所がズレるというくらい変形してしまっているので、少しでも段差を解消するために表側も少しだけパテ埋めします。 ただし、パテ埋めとは言ってもソフトビニールで薄い皮膜を作る程度なので、あんまり段差は解消しないですけど。 本格的に段差を解消したかったらプラパテで埋めることになりますが、どこまでやるかは悩みどころですね。 ![]() で、修理した肩の部分を塗装するために調色します。 今回はシルバーと黒鉄色とゴールドを使用。 ![]() 調色した色をエアブラシで塗装して、乾燥機にぶち込んで乾かします。 ![]() 補修が完了したので、本体に取り付けます。 柔らかくするために、ヒートガンで関節部分を温めます。 ![]() で、取付完了。 いまいち動きが渋いので、ボディ側の穴を少し広げます。 ![]() 一旦腕を取り外して、穴をヤスリで削って広げます。 ![]() 再度左腕を取り付け。 さらに関節の動きをスムーズにするために、シリコンスプレーを塗布しておきました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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