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テーマ:車に関するお話(9813)
カテゴリ:車
先日の関東デイラリーで使用したアプリ、Rally Tripmeter。
![]() 最近このアプリの開発者とMessengerを使ったやり取りを頻繁に行ってます。 コトの発端は、先日のラリー後に、アプリに対する要望を公式Facebookにコメントとして残したこと。 いくつかの要望を書いたら、1つは次回のアプデで取り入れる予定だということや、非常に良いアイデアなので今後のアプデに入れることを検討するというレスがありました。 まぁ、リップサービスだろうとは思ったのですが、その翌日にはアプデがあって早速要望していたものが取り入れられているのを確認。 そうなると、もう1つのアイデアも取り入れてくれるんじゃないかと楽しみにしています。 このアイデアが取り入れられたら、アベレージラリーでは非常に大きな武器になります。 そんなわけで、初めてアプリのβテスターになりました。 で、このタイミングでこのアプリに関連するECサイトが立ち上がり、いくつかのアイテムが販売開始になったのですが、その中に気になるアイテムを発見。 なんと、Bluetooth接続する物理ボタンです。 これまではディスプレイをタップしてTripのリセットを行う必要がありましたが、このボタンを使えば、走行中に不安定なディスプレイへのタップを行わないで済みます。 これは非常に良いアイデアです。 早速ポチろうとしたら、なんとEU諸国にしか発送できないようになってます。 遠い島国には送ってくれないのか・・・(涙) でも、ここで諦めるのは嫌なので、試しに日本に遅れるようにしてくれないかとリクエストのメッセージを送ったところ、スグに対応してくれました。 その間、サイト上にエラーが出たりした関係で、ほぼチャット状態で先方とやり取りすることになりましたが、無事に購入手続きが完了。 そして遠いエストニアから、遥か東の島国までブツが送られてきたのでした。 ![]() 早速パッケージの中身を出してみると、中にはボタンとCR2032のボタン電池、それと簡単な説明書(英語)が入っていました。 ![]() では、説明書に従って設定していきましょう。 まずはボタン電池挿入のため、ボタンの上面を矢印の位置で時計回りにひねります。 ![]() すると、蓋が外れて基板が出てきます。 ![]() 本体をひっくり返すと、入っていた基板を取り出すことができます。 そうすると、電池を挿入するところが出てきました。 ![]() 使用する電池はCR2032です。 今回は付属していた電池を使用します。 電池の向き(裏表)に困りますが、写真のような向きで横からスライドさせるように入れればOKです。 ![]() 取り外した時は蓋側ではなく、本体側に嵌まっていた基板ですが、組み立てる時は蓋側に基板を嵌めます。 小さくて分かりにくいですが、基板にはLEDが付いてます。このLEDの位置と、蓋の穴(穴は2か所、1つ穴と3つ穴がありますが、1つ穴の方)の位置を合わせて基板を蓋に嵌め込みます。 ![]() その後で、本体を嵌めて、反時計回りにひねれば電池挿入は完了です。 なお、開発者によると、使用しないときは電池は取り外しておくことをお勧めしますとのことでした。 さて、電池を取り付けたら、今度はこのボタンをアプリで使用するための準備をしていきます。 単純にBluetooth接続を行えばよいのかと思いきや、 スマホの設定画面からBluetooth接続を試みると、ボタンは認識しているものの、接続を拒否されてしまいます。そこで、Rally Tripmeterアプリからの接続を試みます。 アプリを開いて、メニュー画面を出すと、以前は無かった「+ Connect new device」という項目が追加されています。 ![]() これをクリックして、ボタンを押しながらしばらくすると、「RT Button」という名称でボタンを認識します。 ![]() これを選択すると、ボタンとの接続が完了し、メニュー画面にはバッテリー量とボタンの設定用歯車が出てきます。 この歯車をクリックすると、ボタンを押した時、もしくは長押しした時にどのような処理をして欲しいのかを選択することができます。 ![]() ![]() ![]() ![]() これで設定は完了。 なお、Bluetooth接続を謳っていますが、実際にはBLEとのこと。 BLEとは、「Bluetooth Low Energy」の略で、その名の通りBleutoothの省電力版なのですが、Bluetooth対応デバイスであっても、BLEに対応していない機種もあるので注意が必要です。 まさに私がその不幸をモロに被りました。 スイスポに搭載しているAndroidデバイスは、Bluetooth5.0対応なのですが、BLEには対応していなかったため、このボタンを使用することができないという残念な結果になってしまったのです(涙)。 実際、接続できなくて色々と設定を変えたりしたのですが、どうしてもダメで、もしかしたらBluetoothのバージョンが違うのか?と疑い、開発者に使用しているBluetoothのバージョンを確認しました。 Bluetoothは1~3までと、4.0以降では互換性がないためです。 結果としては、4.0を採用しているとのことでしたが、だったらどうして接続できないんだ!?と。 Bluetooth接続用アプリを導入してサーチしても引っ掛かからず、さて困った・・・という感じだったのですが、開発者からデバイスがBLE対応しているか確認してくれと、BLEサーチアプリでのチェック方法を教えてくれました。 その結果、スイスポのAndroidはBLE対応していないことが確定したのでした。 開発者側は、「BLE対応が必要であることを謳っていなかったのはこちらの落ち度なので、返品&返金しましょうか?あるいは現物は持ったまま、金額の一部を返金しましょうか?」と親切な対応を提案してくださったのですが、まぁ、タブレットやスマホでは使用できるので、「その必要はないよ」と。 この開発者とはホントにマメにメッセージのやりとりをしていて、その他、アプリの使い方に関する質問にも親切に答えてくれたり、開発に関する相談を持ち掛けてきたりしています。 そもそもラリー人口、なかでもアベレージラリー(TSDラリー)をやっている人は非常に少なく、しかもやっている人のほとんどはラリコンを使用しているので、このアプリに関する情報なんてどんなに検索しても全く出てこないのです。 なので、各項目がどのようなロジックでデータを出してるのか、実走して確かめ、疑問を開発者に質問しながら学習しています。 昨日はデイラリー第1戦のコマ図を利用して、前回よりも減点数を減らすにはどうしたら良いか、アプリの挙動チェックを行いながら対策してきました。 https://youtu.be/Xime4N0cC8s?si=3N3BADoRbhtO8jRW という訳で、このアプリの使い方については、私の備忘録も兼ねて、今後不定期でこのブログの中で紹介していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 6, 2025 10:20:27 AM
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