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テーマ:ライブ・コンサート(1543)
カテゴリ:音楽
Cheap Trickの最後の来日とされる大阪、東京の2daysツアーが行われました。
ってことで、最終日のブドーカンに行ってきましたよ。 1978年の来日時、まだ本国では大して売れてなかったのに日本でバカ売れして武道館でライブを行い、当初は日本のみで発売される予定だったライブアルバム「at Budokan」が逆輸入される形でアメリカで大ブレイク。これは同時にライブ会場としての「武道館」を世界中に印象づけた出来事でもありました。 そんなCheap Trickの最後の来日が武道館以外のハコ行われるなんて考えられるわけもなく、こうしてお膳立てが整ったわけです。 ![]() ライブ参加にあたり、数か月前にPGSでCheap TrickのTシャツを夫婦で購入。 Cheap Trickの2nd アルバム「In Color」に入っている名曲「I want you to want me」の歌詞を、同バンドのロゴのフォントを使ってデザインした素敵なデザインのTシャツなのですが、私が購入したサイズは製造の遅れで届かず、結局かみさんだけがライブ当日に着用。 ![]() 私の分は会場で別のTシャツを買えばよいと思ってキャンセルしたら、当日の物販は大混雑でTシャツは完売・・・(涙)。 それどころかパンフ以外は全て完売してしまったようでした。販売数量の見込みが甘かったですね。 物販は16:30からだったはずですが、どうやら昼過ぎには列ができてたっぽい。 フェアウェルだし、観客は暇でミーハーで金持ちのジーサンバーサンばっかりなんだから、もっと作っておけばよかったのに。 ![]() 実際、会場入りすると階段の昇り降りが辛そうなご高齢の方も結構いらしてビックリしました。 Cheap Trickの絶頂期に現役バリバリで黄色い声援を飛ばしてた方達が「最後に一目見たい」と思って足を運んだんだろうなぁ、と。 今回はB1ブロックの最前列ってことで、前が空いてて見やすいのは良かったです。 ![]() 定刻になって、「All right Tokyo! Are you ready? Will you welcome Epic recording artist Cheap Trick!!」という例のアナウンス*に続いてHello Thereからスタート。 もうね、あのアナウンスからの1曲目でノックアウトですよ。 *「at Budokan」に収録されたライブ開演時のアナウンス ![]() で、立て続けに曲が進んでいくんですが、 01. Hello There 02. Come On Come On 03. Lookout 04. Big Eyes アレ?この流れってat Budokanのセットリストまんまじゃん・・・。 それこそ擦り切れるまで聴きまくったアルバム通りの進行ですけど、 個人的には、最後の来日なんだから、「at Budokan再現セトリ」とか企画モノみたいなのはやらないで、新旧織り交ぜてもっといろんな曲をやってほしいなぁという一抹の不安が・・・。 確かに全盛期は70年代後半のバンドですが、息の長いバンドですから、佳曲、隠れた名曲は多いし、聴きたい曲いっぱいあったんですけどね。 心配事と言えば、今年72歳のロビン・ザンダーの声が一番心配でした。 1曲目では少し不安定でしたけど、少しずつ安定してきて、想像以上に出てて流石だなと。「七色の声を持つ男」、「Rainbow Voice」の異名は伊達じゃないと思いました。 トム・ピーターソンの12弦ベースも相変わらずゴリゴリで良い音してたし、相変わらずクールでカッコイイわ。 問題はギターのリック・ニールセン(最年長の76歳)。 曲毎にギターを交換していましたが、もはや自分一人でギターを担ぐこともできないのか、ローディーにストラップかけてもらうところまでお世話になってて、ギター持ってなかったら完全に徘徊老人みたいで、見てると心配になってくるほど。 5ネックギターみたいな重たいのなんかもう持てないんだろうなぁ・・・。 体調不良の噂はこれまでにも何度か出ていて、実際ツアーへの影響があったこともあったので、とにかく最後までステージに立っていられるのか凄く不安になってきます。 ただ、リックのギターは元々ガサツな弾き方で、テクニシャンというわけではないですから、見た目ほどプレイは衰えてないような気がします。 まぁ、雑さに磨きがかかってる感じでしたね(苦笑)。 ![]() そんなお年寄り3人に交じって一人若いのがリックの息子であるドラムのダックス・ニールセン。 オリジナルメンバーのバン・E・カルロスとメンバーの対立があったりしてツアーに参加しなくなってから、彼がドラムを叩いてますけど、良いドラムですね。 タイトなドラミングでしっかり3人を支えていたのが好印象でした。 全体的に、昔の曲ばかりのセットリストでしたが、11月に発売されるアルバムから、先行してyoutubeで公開されていたシングルカットされたTwelve Gateも演奏。 途中のThe Flameでは観客のスマホライトを点灯して武道館全体が素敵な空気管に包まれました。 そして、I want you to want me、Surrenderという名曲で本編終了。 I want you to want meでは、その昔黄色い声援が飛び交ったのと同じような掛け声があがります。 きっと、1978年当時同じように「Cry! Cry! Cry!」と掛け声を上げた人がこの会場の中にもいたのではないでしょうか? スタジオアルバムでは佳曲止まりだったこの曲を、あの掛け声が名曲にしたんだというのは間違いのない事実で、当時の日本の女の子達の貢献は非常に大きかったと思います。 それにしても、当時のロビンの王子さまっぷりと言ったら・・・。 ![]() アンコール1曲目は、Auf Wiedersehen。 もともと自殺をテーマにした歌で、そもそもCheap Trickが単なるポップロックバンドではない、多分に社会風刺、グランジロックの始祖的な役割を担っていた部分もあることを証明する曲の1つとも言えますね。 ただ、ロビンが「サヨナラ、バイバイ!」と歌うのを聴くと、改めて「あぁ、Cheap Trickを日本で観れるのも最後なんだなぁ」となんだかしみじみしてしまいました。 まぁ、本編最後のMCでは、「チケットにはFarewellって書いてあるけど、また来るかは君たち次第だよ!」って言ってたので、私が一番聞きたかった曲はその時までのお預けとしましょう。 ![]() 全体的に計算されつくしたライブとは真逆のライブでした。 余計な演出はなくて、曲の良さとバンドの経験、そしてなにより観客と、武道館という空間に支えられたライブだったなぁと思いました。 Cheap Trick Farewell Tour at Budokan 1st Oct. 2025 Set List 01. Hello There 02. Come On Come On 03. Lookout 04. Big Eyes 05. Need Your Love 06. Clock Strikes Ten 07. Ain't That A Shame 08. Elo Kiddies 09. High Roller 10. Ballad of TV Violence 11. California Man 12. Twelve Gates 13. I Know What I Want 14. On Top of the World 15. Oh Caroline 16. The Flame 17. I Want You to Want Me 18. Surrender - Encore - 19. Auf Wiedersehen 20. Dream Police 21. Goodnight お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 5, 2025 04:14:30 PM
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