まりんの我楽多箱

2015/07/23(木)01:03

国の行く末を憂う

まりんのつぶやき(88)

71歳の男性が、走行中の新幹線の中で 灯油を被って焼身自殺したとのニュース。 同機は、年金額への不満と生活苦の模様。 これから年々老人の数は増えて 3人にひとりが65歳以上の時代が来ます。 さらに、それを支える若者世代はニートや引き籠り 打たれ弱いと来たもんだ(^_^;) なのに、政府は憲法の解釈まで変えて 自衛隊を海外にまで派遣し、 さらには武器まで持たせようにしようとしています。 どんなに勇ましい事を言ったって 3人にひとりが老人で、若者はヘタレているというのに 有事になったら、誰が戦場に行って戦うというのでしょう? まだ、湾岸戦争前、日本がPKOに参加する以前 イスラムの国である中東や北アフリカへ行った頃、 日本人は、日本人だというだけ何処でも歓迎されました。 街を歩けば、すれ違う人々に 「コンニーチワ」「コンバンワー」と声を掛けられ 店に立ち寄ると、「メイドインジャパンサイコー」と言われ 本当に友好的な扱いを受けたものでした。 どうして、そんなに日本人に優しいのかと尋ねたら 「日本人はピースフルだから」 「イスラム教の敵ではないから」 「イスラムの国々を攻撃したことが無いから」と言われました。 確かに、その時点で日本は歴史的に見ても イスラムの国々と直接的に衝突したことは 一度もなかったのです。 私がエジプトに滞在していた時にも 隣のホテルのロビーに爆弾が投げ込まれたらしい なんて事件があったそうですが 我々日本人がターゲットにされる事はありませんでした。 しかし、PKO派遣以降、イスラム国からの 日本人に対する感情は少しずつ変化し、 あれから30年近く経過した今では、 もう、あんな体験は出来ないくらい悪化してしまいました。 結局のところ、自衛隊であろうと、軍隊であろうと 迷彩柄のの戦闘服に身を包み、 武器を手にして紛争地に居たら、 相手から見れば、敵、軍人なんです。 なんのための平和憲法なのだろう。 戦争をしないと言ったらしないのでは? 攻撃されたらやり返す、 それはもう、争い、闘い、戦争なのでは? やられる前に防衛にする為に紛争地に行く。 友好国が攻撃されてるから助けに行く。 その行動がもう参戦でしょうに。 少なくとも、相手から見たら敵に回ったとしか思えず 攻撃する理由を与えるだけなのだと思うんですけどね。 この安保という名のどう見ても違憲の法案に 反対する論調を唱えるメディアまで抑え込もうとするし 本当にこの国は大丈夫なのかと、 不安になっても仕方ないと思ませんか?安倍さん? どうせ、官僚や政治家の皆様は、 国内の安全なところで指揮を執るだけなんでしょう? かつて「ゆとり教育」なるものを導入した際も 本当は、必要が無いことはわかっていた国は 一度やると言ったことは、止めるわけにはいかず 失敗するとわかっていながら強行しました。 そんな、失敗するってわかっている制度導入を 推進しちゃった官僚や政治家のご子息たちは、 ゆとりに乗らない私立の学校へ入れ 海外に留学させ、勝ち組に育てるという。 真面目で素直な一般国民だけが馬鹿を見たような。 そした再び、大学入試改革2020年問題がやって来ます。 (詳しくはこちらを参照) 2020年に大学入試のセンター試験が廃止され 全く違う制度が導入されるのですが・・・ これが、「ゆとり」とは180度違うスパルタ制度? まだある程度の遠隔しか決まっていませんが 高校入学と同時に、 大学入試テストが年数回ずつ始まるに等しいので 一度落ちこぼれたら、巻き返すのは大変では?と 今から、かなり不安です。 少なくとも、導入当初の年代は 落ちこぼれが出る気がしてなりません。 これはまだ確定ではなく、 文部科学省の中央教育審議会で答申案が出ている段階なのですが、 これまで中央教育審議会の答申案が覆されたことはないので、 ほぼ確定と考えてもよいと思われます。 センター試験が廃止されると、センター試験に代わるものとして、 高校教育の基礎的学習の達成度を把握する 「高等学校基礎学力テスト(仮称)」と、 今のセンター試験と同レベルの難易度の 「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の 2種類の試験が導入される予定です。 どちらも在学中に複数回受けられるようになるようです。 問題は、教科型の問題に加えて 合教科・科目型,総合型と呼ばれる問題を出題する、 しかも,将来は「合教科・科目型,総合型」のみする、 コンピュータ端末を利用したCBT方式を採用する…等 今の高校でどれだけ受験指導できるのか? 不安な点が多々ある事です。 中高一貫の私立などなら、早め早めの対応で 総合的な指導も可能かもしれませんが、 新方式導入当初は混乱するのではとの懸念があります。 私個人としては、国を作るのは人ですし、 人を育てるのは教育ですから、 ここで失敗していては、国が衰退する一方だと思うのです。 そして、教育制度を改革する前に 教育をする教師の側の研修制度をもっと充実させ 教師の質を上げる事の方が重要だと思うのです。 いくら、英語教育に力を入れても 教える教師がネイティブの発音についていけなければ 教わる生徒もそれなりなのも仕方ありません。 教師だって勉強しなければ出がらしになっちゃうんですよね。 例えば、希望する教師には、国が支援してでも 短期留学の研修を可能にするとか、 社会経験のない教師には企業に出向研修するとか 何年かに一度は、研修が受けられる制度を導入するなどして 教師も自らを向上させる機会が必要な気がします。 老人ホームと待機児童の問題だって、実は表裏一体で、 長期的に見れば、この二つを合わせて考えなければ ならないと思うわけです。 なぜなら、老人だっていつかは亡くなるわけで いずれは、老人ホームもガラガラになる時代も来るのです。 人間の寿命なんて木間っいるのですから 何年後の未来なんてある程度予想できるはずなのに それを予測できず、いや予測しようとせず プールしていた年金を無駄遣いして 使い果たすような国ですからねぇ。 本当に、この国を動かしている人たちって 国の未来を考えてるんでしょうかね? なんて・・・文句だけタレて何もできない私も 同罪なんでしょうけれどね。 25年間で2回も癌になっていると、 どうしても生には後ろ向きなもので、ついついね。 それでも、私にできる事は 私の手の及ぶ子供たちに個の力を磨く必要性を説き その手伝いをすることくらいなんですよね。 さて、夏期講習の準備するかな(笑)

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