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2025.05.15
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カテゴリ:オーディオ


GWの休み中に組み立てていたアンプがようやく完成(仮)しました。


正面は結局ミラーシートがうまく貼れず、6mmのアルミ板の上にアクリルパネルを重ねています。
スイッチ類は左から電源、入力切替(4系統)、メインボリューム、バランスボリューム、参考にしたCTA-401はこれにTAPE OUTの切り替えがありましたが、イコライザごと撤去してるのでありません。

熱抜きの穴ですが少し変な形をしていますが、6CA7の発熱でケース内部の温度がかなり高くなるので管の周りをパイプで囲い煙突状にしてケース内部の熱の放散を減らそうとしてみました。
逆に煙突状にすれば煙突効果で少しは空気の対流が起き冷えるのではと思っていましたが、
実際に温度測定してみると結果は芳しくありませんでした。


わかりにくいです、ケース内部に熱電対を張り付け温度測定をしています。
T1は6CA7の管表面にシリコンゴムのリングで張り付け、T2は同様に12AU7の表面に、T3は段間のカップリングコンデンサの一番大きい0.68μFの上、T4は6CA7に一番近い電解コンデンサ上部に張り付けて、電源投入後に定格消費電力に到達してから30分後に測定しました。
まず、ダクトなしの状態、ダクトに落下防止のメッシュがついているので一緒に外れています。


T1の6CA7表面が205.5度と6CA7の表面温度はちょっと高め、T2の12AU7表面も82.6度と結構高め。
T3カップリングコンデンサは6CA7に近いのであぶられて約56度、T4電解コンデンサは少し離れているので46度と少し低め。アンプ上部の外気温が31.4度なのでアンプ内は外気温+13度ぐらいの模様。

つぎはダクトありの測定結果


T1はまずいことに6CA7の表面温度が266.6度とかなり高温というか正直定格オーバー、T2は逆にダクトの効果か72.2度とかなり冷えてます。
T3も6CA7の温度が直接伝わらないおかげか47.8度と効果あり、T4は少ししか下がってないように見えますが、外気温が1.7度高くなっているのでトータル2度ぐらい下がっています。

6CA7の温度が高くなった原因ですが、おそらくの熱の発生点が高い(アンプ中心部ぐらい)為、煙突の長さが足らず煙突効果があまり働いていないと思われます。
ケース内のダクトの長さも6CA7に対して15mm長いだけですので、真空管1本分ぐらいダクトを伸ばせば効果があるかもしれません。
それに比べ12AU7はダクトの長さが真空管の3倍くらいあり、発熱も6CA7に比べ少ないので煙突効果で冷えたものと思われます。
コンデンサの周辺温度ですがダクトがあってもなくても電解コンデンサは大きな影響はありませんし、フィルムコンデンサもテープラップタイプではなくボックスケースタイプなので外気温には強そうなので問題なしと判断。
カップリングコンデンサの上に遮熱の銅板でも仕掛ける案もありますが、そこまでは必要ないでしょう。

結論としては12AU7のダクトは残しますが、6CA7のダクトは撤去して天板自体に大き目の穴をあけるか、パンチングメタルに変える方向で改修予定ですが、とりあえず試聴する分には問題ないのでダクトを撤去した部分に落下防止用にアルミメッシュやパンチングを貼る案を進めつつ、しばらくはこれで試験運用します











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最終更新日  2025.05.15 23:20:35
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