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テーマ:仮想通貨(1557)
カテゴリ:仮想通貨
ウチではGeforceとRadeonが共存している環境なのでコレまで色々紆余曲折してきましたが、結局システムの安定と収益を第一にしてGeforceメインなのにイーサリアムを掘ってます。
なので結果的にマイナーもClaymoreと成ったのですが、最近デュアルマイニングについて色々実験してみました 本来ならサブでマイニングする通貨のウォレットを個別で作るのが筋なのですが、面倒くさかったのと、あくまでテストなので今回はNiceHashプールを使いました。 テスト環境はGPU0-1:RadeonRX580、GPU2-8:GTX1070TiでそれぞれPowLimit60% TempLimit70度、CPUはデフォルトでメモリはRX580は2100に1070Tiは+423という設定で消費電力はギリギリ1200W以下(一ヶ月平均では980W位)、ETHのプールはEthermine、サブ通貨は上記のNiceHashプールでマイナーはClaymoreDualMinerV11.5です。 まず、事前のNiceHashのベンチマークを使ったGPU単体のテスト結果ですが、普通にデュアル出来たPascal/DCR/Siaはこんな感じです ETH(DeggerHashimoto)+Pascal 1070Ti:28.9M+0.29G Rx580:13.58M+0.407G ETH(DeggerHashimoto)+DCR 1070Ti:29.1M+0.29G Rx580:24.01M+0.72G ETH(DeggerHashimoto)+Sia 1070Ti:28.2M+0.28G Rx580:18.43M+0.407G この段階でSiaが対BTCレートが悪すぎたので除外しました。以前からSiaはASICで掘られていたようですし ここからはClaymoreの結果ですが、まずウチの標準ETHのシングルの値です。 ETH(Ethermine):262M 内訳(1070Ti:約29.7/RX580:約26.7) この設定を基準にデュアルマイニングオプションを追記したBATファイルを個々に切り替えて値を読んでいきます。 ETH(Ethermine)+Pascal(NiceHash) 228M+2.80G 内訳 ETH 1070Ti:約29.5/RX580:約13 +Pascal 1070ti:270-295/RX580:415前後 ETH(Ethermine)+DCR(NiceHash) 256M+3.58G 内訳 ETH 1070Ti:約29.5/RX580:約25.5 +DCR 1070ti:295前後/RX580:750前後 ETH(Ethermine)+Keccak(NiceHash) 257M+598M 内訳 ETH 1070Ti:約29.5/RX580:約25.5 +Keccak 1070ti:48前後/RX580:127前後 ETH(Ethermine)+Blake2s(NiceHash) 260M+3.683G 内訳 ETH 1070Ti:約29.5/RX580:約26 +Blake2s 1070ti:245-295/RX580:775前後 PascalのETHが他に比べて下がっています、これは何故かRX580のETHハッシュレートがPascalの時だけ 4割低下するんです。逆にこのときRX580のハッシュレートは1070Tiを大きく上回っています。 DCR・KeccakともにデュアルマイニングではETHが微妙に低下していますが、Blake2Sではほとんど低下しませんでした。 とはいえ、NiceHashプールを使っているので支払いはBTCになり、Siaと同じく対BTC的理由でBlake2SとDCRが脱落しました。 この二つをこのペースで掘ってると、最低ペイアウトの0.001BTCに30日以上かかります。 NiceHash的にはPascalが一番レートが良いのですが、気になったのはRX580のハッシュレートが大幅に下がっていたのが気に入らず、最終的にETH+Keccakの組み合わせでデュアルマイニングすることにしました。 ethOSではデュアルマイニングがサポート外なのであまり試している人がいないのと、逆にWinodwsで8枚以上試している人がいなかったので、ならば是非レアケースとして試さねばと思いやってみましたが、なかなか面白いですね。
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最終更新日
2018.03.22 01:33:43
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