銀河鉄道999
古本屋で松本零士の漫画「大四畳半シリーズ」を見つけたので買ってしまった。読んでいくうちに懐かしい松本零士ワールドに引き込まれ、ついには「銀河鉄道999」の漫画まで全巻買ってしまった。この銀河鉄道999が少年雑誌に連載されていた頃、自分はまだ小・中学生だったのだが、宇宙が好きだったので楽しく読んでいた記憶がある。今回、改めて読み直してみたが、これは大人の漫画であることが分かった。読み直して良かったと思う。最終回は秀逸で、主人公の星野鉄郎へもう一人の主人公であるメーテルが別れの間際に発する言葉がたまらなく良かった。「遠く 時の輪の接するところで… また めぐりあいましょう…」「私は あなたの想い出の中にだけいる女… 私は…あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影…」