カテゴリ:読書
:お金なんていらない。欲しいものはセックスだけ。 :私の身体をしゃぶりつくす男たちの欲望こそが :私の望む愛。淫らさの底にある切なさを描く。 なんていうキャッチコピーで売られてて、 気になって買ってみたけど、 グロイけど、コピーほどのエロさはなかった。 「悪霊退散」は、スキモノな監督が、 出会い系サイトで見つけた寂しい主婦を 霊を取り払ってあげるよ、と 騙し、売れっ子AV男優が霊媒師に なりすまし、AVを撮ってしまうという話。 「覆面男」は、売れっ子AV男優が、 覆面仕事を引き受けて・・・・という話。 「うどん」はレズなAV女優の少し切ない話。 「僕の天使」は可愛い子好きの寂しいホモが、 騙されAV男優として出演させられ・・・という話で、 これまた少し物哀しい。 「純情急行」は痴漢男の話。 「携帯情事」は不倫中の母を持つ 17歳の女の子が母の不倫相手を寝取る話。 「すきもの」はHが好きで好きで仕方なくて、 でも、初体験以降、男と寝るきっかけがなく、 悶々としてたところにAVデビューの道を見つけるが、 素人路線が旬をすぎ、スカトロなどの過激路線に走る。 スカトロの描写にはちょっとおえっとなった。 「裸の花道」は冒頭に登場した売れっ子AV男優が、 仕事仲間だった男と結婚相手の元AV女優に、 結婚式でスピーチを頼まれ・・・という話。 「純情急行」と「携帯情事」はわりと良かったけど、 他はまあまあかな。 エッチの内容をより官能的に描きたいのは、 伺えるけど、説明に走りすぎてて、 読んでてちょっと疲れる部分が多かった。 ところどころに印象的なフレーズがあって、 潜在的な才能は感じるんだけれど、 もうちょっと表現力の勉強が必要な感じを受けた。 それにしても、この著者は、 一体どんな人生を歩んできたのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.16 04:51:31
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