garden

：あらすじ：

ヘンリー（アダム・サンドラー）は、
スパイと偽ってハワイへの女性旅行客と
一夜の関係を楽しむが実は水族館に勤務する獣医。
彼がホンキになったのは、
同じハワイに住むルーシー（ドリュー・バリモア）。
ところが彼女は交通事故にあって以来、
新しい記憶が１日しか保てないという
「短期記憶喪失障害」という恐るべき秘密があった。
ヘンリーはこれは願ったりと、
あの手この手で毎日初対面の状態からルーシーにアタックをするが・・・。『ウェディング・シンガー』以来６年ぶりのアダムとドリューの共演作。

公式サイト

：感想：

アダム・サンドラーの主演作が好きな人なら、
絶対直球な本作。
彼は、日本でこそ人気も知名度も薄いけれど、
アメリカでは
彼の主演作品というだけで、
ヒットするという、
日本でのトム・クルーズくらい人気のある俳優。
グラミー賞受賞暦のあるシンガーでもあるそうな。

カッコイイ俳優なんかじゃ全然ないんだけど、
ハリウッドにいないこの風貌とキャラがいいんでしょうね、きっと。

で、わたしも、アダム・サンドラー結構スキなんです。
物凄いファンとかっていうわけじゃないけど、
この人が出てる作品ってはずれがないんだよな、みたいな。
女優で言うなら、メグ・ライアンかな。
大当たりもないけど、大はずれもなくて、
安心して見れる作品が多い俳優。

だから安心して見られるし、
寝る前に、家で見るにはもってこいだったり。

ここのところ、
NY式ハッピー・セラピー、
パンチドランク・ラブ、と、
はずれが続いてたし、
今流行り？なのか、
お腹いっぱいなくらいに宣伝でよく見る、
記憶障害ネタというのもなんだかなーと
思っていたんだけれど、
この作品、なかなか良質で、
期待以上の出来でした。

動物の使い方、
脇役の固め方、
ありきたりになってしまいがちな王道ラブコメに、
脱線ぎりぎりまで笑いのテイストもしっかり詰めて、
それでいて泣けちゃうんだから、
ほんと、よく出来た映画と思う。
この手の作品が好きな人なら、
高い評価が出来る作品。
（ラブコメ嫌いなだーりんは、
　この手の好きじゃないんだよ、って
　見もしなかったけれど）。

ロケ地がハワイなだけあって、
サントラも、
夏場のドライブ用CDに最適な楽曲ばかり。
個人的に好きなNoDoubtの曲が
使われてたのもよかったです。

ただ、これは前々から思ってることだけど、
やっぱりバリモアには、
ほんのちょっとでいいからダイエットしてほしいな、と。

映画館で見るなら：１０００円
DVD買うなら：１５００円