旧正月 蟹爪もどき日本水仙
旧正月水仙は水栽培でも楽しめます。▲日本水仙のハイドロカルチャー。葉を曲げて「蟹爪水仙」っぽく仕立ててみました。草丈20cmくらい、庭植えの半分以下の丈で咲いています。日本水仙は毎年たくさん増えてくれるから、未知な領域にも大胆にチャレンジできます。「蟹爪水仙」あるいは「蟹作り」とは中国の伝統的な水仙の仕立て方で、半分に切った球根を水盤などで水栽培し、葉や茎をくねくねと曲げて咲かせるのが特徴です。今日2月18日は旧正月ですが、本場中国では旧正月のお祝いに飾る花として親しまれているそうです。▲こんな風に葉をわざと曲げるんですよ。▲使った球根はこれです。本来「蟹づくり」には水栽培用の特大サイズの球根を使わなければ上手くいきません。私が使ったのは庭から掘り上げた小さなものですから、当然花は少なく貧弱になります。蟹爪もどきですから、雰囲気だけ楽しめればOKってことでね。▲昨年12月上旬に製作しました。球根をカッターナイフで半分ほど切り落とし、芽を露出させます。この時、葉芽を縦に1/3ほどナイフで削ぐと、削いだ方向に葉がカールしながら伸びるのです。大きな球根ならたくさんの芽があるので、芽が伸びた時にまさに蟹の足のようになります。花芽を切るとどうやら花茎も曲げられるみたいで、一部曲がった花茎もあります。(1枚目の写真、前方の蕾。)あとは、浅い受け皿にハイドロボールを盛り、切った球根をのせて水を与えているだけです。今は屋内に飾っていますが、開花まではずっと屋外で育てました。次回は大きな球根で本当の蟹爪水仙を作ってみたいです。→水仙を探す→球根を探す→ハイドロカルチャーを探す→GARDENさかもと「水仙(スイセン)」【関連記事】・2006年02月25日 日本水仙(ニホンズイセン、ニホンスイセン)の開花調節・2007年02月06日 オキザリスの根洗風仕立て(参考)→Yahoo!ニュース「【中国】福建:年越しの風物詩、水仙求める市民の姿関連アイテム 蟹爪用スイセンの球根(日本水仙・カニ作り用特大球) セラミス 1.25L 小判水盤深7号 球根の花 花ごよみ 楽しく作るハイドロカルチャー2009年6月より、新サイトへ移転しました。移転先こちら>> 旧正月 蟹爪もどき日本水仙