|
カテゴリ:ピアノ
バッハのパルティータを弾いていると、ジェットコースターにでも乗っているかのような錯覚を覚えてしまう。スタート地点からジリジリと加速しはじめて、その勢いは増すばかり・・・指は勝手に鍵盤の上を駆け抜けていく。もうどうにも止まらないのだ。気が付くと、直線だった筈の楽譜が曲がりくねったレールに早代わりしている。混乱と恐怖の狭間で、ピアノの音はガーコの悲鳴へと変わり、あっという間にゴール地点に到着する。音が完全に停止すると、ガーコは安堵のタメ息をつきながら、そのスリルをまた何度でも味わいたいと思ってしまう。これは一種の病気なのかも知れない。俗に言う“自虐的な衝動”ってゆーの?(^~^♪)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ピアノ] カテゴリの最新記事
|