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テケ・テン・テレスケ・スットコ・ドッコイ・テケ・ステテコ・テン・・・
四ツ目屋の効能おめき叫ぶなり よくいきやすは四ツ目屋の符牒なり なンて、この・・・・・四ツ目屋をよみました川柳もいろいろございまして、 江戸の昔、両国にありました四ツ目屋。 長命丸とか女悦丸てえ薬、張型、吾妻型、ズイキなんてえ性具などを商いまして、 たいへんに評判をとったもので・・・・・。 中で、この長命丸と申しますのが、まあ、今でいう回春剤ですな。 四ツ目屋の目玉商品というわけで、店先へ大きく看板を出しています。 知ってる人ア黙って買いますが、 中にゃ知らない人もありましてナ、 老人客『えー、ちょっくらうかがいますだが、 この長命丸ってエなア、 長アく生くるだかね?』 番 頭『ええ、もう、長アくイク薬で・・・・』 老人客『そら、ありがてエこンだ。 フンなら、一つ、くだツせーーー』 番 頭『ありがとう存じます』 老人客『えー、で、これはお湯でのむだかね?』 番 頭『いいエ、おやすみになるとき、このくすりをくだきまして、 唾でぬらして、そのオ・・・なンで、 あなたさまのせがれのあたまにぬりますれば、よろしゅうございます』 老人客『へエ、おらのせがれの頭へぬるだと? へえ、いろんな薬もあるもんだ・・・』 お年寄りは、すっかり感心して家へ帰りましてナ、与太郎という一人息子を呼んで、 老 『与太郎や?』 与太郎『ウン』 老 『さア、もう寝る時刻だぞ。 さア、頭をこっちイ出せ』 与 『おとっつあん、何するんだい?』 老 『アンもくそもねえ。親父の長生きのためだ、文句こくでねえ。 さアすんだ。さア寝るだ、寝るだ』 と、むりやり寝かせて、これで長生きできると床につきます・・・。 さて、夜中になりますとナ、床の中の与太郎の頭が、びんびんと持ち上がったそうで・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月21日 20時31分32秒
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