2017/10/06(金)10:03
衆院選は、もくろみ合戦
小池都知事は、上手くいかないと判断したのだろう、自らの衆院選
立候補をキッパリと否定した。
希望の党としては”打倒安倍政権”のスローガンを掲げており、これ
に民進党の反リベラル・反左派が解党してまですり寄って合流した。
だが、希望の党の憲法や安全保障についての考え方は自民党の考え
方とほぼ同じだ。
そうなると”打倒”は自民党ではなく、安倍首相個人を指すのだろう。
選挙結果で自民党が議席をかなり減らせば、安倍首相は責任を取っ
て辞任する。野党第一党になった希望の党は自公と連立を組み、国
政に乗り出そうというもくろみを小池知事は抱いているのだろう。
一方で民進党の前原元代表は、希望の党を圧勝させて首相以下閣僚
の多くを民進党の出身者で占めようという、庇(ひさし)を借りて母屋
(おもや)を取ろうというもくろみを抱いているようだ。
安倍政権は、野党陣営を分裂させて政権の危機を乗り切ろうという
もくろみ。
枝野前民進党の幹事長は、”立憲民主党”を立ち上げ、リベラルの野党
第一党を目指そうというもくろみ。
どのもくろみに風が吹くのか、10/22に判明する。