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出羽の国、エミシの国 ブログ

『日本神話の考古学』

日本神話の考古学』 森 浩一 氏著


1.[国生みとイザナギ]
イザナギの産んだ大八洲国(おおやしまのくに)の中に、越洲(こしのしま)が「日本書紀」にはふくまれているが、「古事記」では、消えていること、全く登場しないことについて触れている。また、越洲は、越(こし・古志)であって、古代の地域の呼称としては たいへん広大であって、福井県東部(越前)にはじまり、石川、富山、新潟、山形の諸県 さらに、時代によっては、秋田県の南部まで含む大地域になるとして説明している。

2.「三種の神器」
・草薙の剣 --- 熱田神宮の草薙の剣(ご神体)は、赤土で つつんで保管されているということを紹介している。
・八タ鏡 --- 北畠親房「神皇正統記」の”内侍所は神鏡なり、八タ鏡と申す。正体は皇太神宮に斎ひ奉る。内侍所に坐すは崇神天皇の御世に鋳替えられたりし御鏡なり”の抜粋文を紹介している。
「三代実録」によると、貞観11年(869)に大和国十市郡椋橋山の河岸が崩れ避けたという。その土地は、現在の奈良県桜井市の倉橋にあたり、崇峻天皇の倉橋宮があったところとされている。さらに、河岸の崩壊箇所には 高さ:2丈(約6メートル)、深さ:1丈2尺(約3.6メートル)の大穴があき、その中に広さ:1尺7寸の鏡が1つあったと記してあるという。鏡の広さが直径を意味しているとすれば、唐尺に直して 51cmの大型鏡だという。筆者は、支配層の人が攻め滅ぼされるとき、急いで穴を掘って伝家珍宝を隠すことはよくあることとし、崇峻天皇が攻められたときに、天皇の権威を象徴する神宝を地下に埋め隠したという事態があったのかもしれないと推測している。ただ、その鏡が、伊勢神宮にある正体(神体)と、同じものであるとは 考えていないとしている。

3.「出雲と日向」

4.「神武東征」

5.「おわりに」
「日本書紀」の神武・崇神・天皇継体(オホド王)の物語スジの共通性を指摘。


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