2009/04/23(木)22:57
オレンジは活性化できるか-その3
毎度諄くて申し訳ありません。
昨日の続きを行ってみたいと思います。
オレンジくんの活性化の可能性を探る旅程は、なかなか険しそうです。
残る1テーマ、
●システム
ですね。
難しいですが、やはりてこ入れのために何かの仕掛けを考えなければならいとしたら、システムにも手を入れることを検討してほしいところです。
策ほどアップした記事にも書きましたが、あれだけ人気のバトリオにしてからが、システムの変更を考えているわけです。
内容はうかがい知ることができませんでしたが、順当に考えて「正常進化」だと思います。
DQがそうであったように、デスね。
仮にシステム変更の可能性があるとして、改変ではまってしまったムシの轍を踏まないというのは言わずもがなですね。
抽象的には、新規ユーザーを増やすために魅力あるゲームにする、ということでしょうか。
ただし、具体的な方法論は何とも言えません(というか、前にいろいろと書いたときに、多くの方から具体的なアイデアはたくさんいただきました)。
望ましい流れとしては、
魅力あるカードがほしくなる
↓
楽しいゲームモードで遊びたくなる
↓
もっとカードを集め、もっと遊びたくなる
↓
その先にあるもの(大会)があると知る
↓
恐竜王をめざしたくなる(大会に参加したくなる)
↓
大会に参加する
という感じですね。
呼胡さんやかりんママさんのおっしゃるように、DQの使っている(かつてムシも使っていた)メモリーカードは、ゲームの幅を広げるのに一役買ってくれそうです。
また、さかなりさんのアイデアもまた、広くユーザーを増やしていき、大会参加に結びつけるのに直結しそうですね。
ともに一定の投資を伴うというリスクをどのように判断するか、でしょうか。
現状の筐体のまま、あまりコストをかけずにいくとすると、やはりカードの内容と排出率、そして余剰カードの取り扱いとなりそうです。
カードでは、このところのレアリティーのピラミッドが大きく崩れてしまっているので、その再構築(それは容易ではないと思いますが)をした方がいいかも。
シクレはその中心になりそうです。
再登場の竜は別として、新シクレには大いに期待したいですね。
と同時に、それに対抗できるだけの竜の用意をしていただけると、いっそう盛り上がりそうです。
SP竜にはその役はちょっと荷が重いようです(だって、使うのが難しいので)。
これまた以前書きましたが、6紀でスティラコが出た時みたいな感動を再び味わいたいです。
わたしだけじゃなく、子どもたちも盛り上がったんですよ~、とっても(初めての雷の金竜ということもあったので)。
ただ、これと排出率は二律背反なんですよね~。
この難しい命題に、S○G○さんにはチャレンジしてほしいです(って、さすがに無理かな~)。
あとは、♪ぱるぱる♪さんのいうように、ダブったノーマルカードをどうしたものか、というのはカードゲームでは宿命的につきまとう懸案事項なので、これをクリアしたいですね。
子どものゲームだけに、簡単に捨てるなどということもできません。
うずたかく積まれたカードの山に思いを馳せ、
「あぁ、虚し」
と感じる親の心情をおもんばかっていただけると、この先のお付き合いもしやすくなろうというものです。
この点は、以前も書かせていただいたのですが、やはり難しいのかな~?
今ではバトリオまでも、同様の手法を取り入れています。
コストの問題はあれど、やはりご一考いただきたいですね。
さて、前回の記事のコメントさなかりさんのおっしゃっていることで、まったく同じことを書こうと思った部分がありました。
それは、
「いったい、ヘビーな方々はどのくらいオレンジでプレイするのか」
です。
まったくもって申し訳ないのですが、最近まともにプレイしていません。
専らカードを買うことに専念しています。
その理由の一つは、先日の記事にも書きましたが、
「新しいカードで使えるカードがない」
ということに集約されると思います。
SPはわたしなんかには使いこなせないし(爆)
さかなりさんも書いてましたが、「チョキチョキ」とか「グーグー」なんてまったくもってわけわからないし……。
よほど、かつての「こうげき」のようなタイプの方が楽しめます。
大型でも小型でも、使って面白いと思わせるような竜がいればまた、話は違ってくるのでしょうが……。
わざでは、奇をてらったようなおちゃらけ系のものもあっていいとは思いますが、硬派なわざも織り交ぜてほしいです。
最近の数弾では、いわゆる「超わざ」がみられなくなってしまったというのも残念なことのひとつです。
新しくはじめた子たちは、「ビッグファイアボム」とか「ヘルアースクエイク」なんてわざを知らないんじゃないかな~。
わざの発動に条件のあるものばかりで、デッキ構築を複雑にするばかりです。
新規に参加する子たちのことを考えれば、シンプルなわざにも再び脚光を浴びせてあげてほしいですね。
もちろん、魅力的な恐竜カードは言うまでもなく常に求められています。
大会を考えると、最近ではせいぜい「ブロント」くらいですよね~、使えるのは(SPは難しいので……(爆))。
JA(DT)もそれなりに使い方に慣れがいるとは思いますが。
そういう面白いカード、試してみたいカードがあれば、検証という名のもとに、オレンジくんにお布施をする方々も多くなるのではないでしょうか。
とはいえ、確かにこれだけバリエーションが増えて、ほぼカードの種類としては飽和状態にあるようにも思いますので、新しさを表現するのがかなり難しいと思いますが。
メーカーさんのがんばりに期待したいですね。
そうしたことが、「可能性」を高めることにもつながると思いますよ。
ということで、またも勝手なことをつらつら書かせていただきましたが、どうにもとりまとめようもないのでもう少し整理しないといけませんね。
次回は(いつになるかわかりませんが)、これまでの2回で書いてきた問題に加えて、
「なぜユーザーは離れていったのか」
「なぜ大会参加者は増えないのか」
といった具体的な現象に焦点を当てて、その問題の深層を探ることを試みてみようと思います(が、うまくいくかな~、と同時に、いつ書けるのかな~?)
では!