テーマ:☆詩を書きましょう☆(8386)
カテゴリ:詩・小噺
![]() 日記を書こうにも頭が回らず 文章を書こうにも気力が湧かず 勉強をしようにもやる気が起きず 寝ようと思って外を見ると、空は既に仄白い 嗚呼、私はこのまま腐っていくのではあるまいか 否、己を腐らせているのは自分自身なのだ 半年振りに再会した仲間は以前のまんまで 温かさも 優しさも 残酷さも 夢と希望を語って食べて暮らしていたあの時のままのようだった けど、重要なのはそこじゃない 見えないけれど着実に『時間』という物は流れていて 一人は短大から大学へ編入 一人はファッションデザイナーへ 一人は硝子工芸へ 一人は就職活動中 からっぽの私の焦りはつのる あの時の『今日』は『あの頃』に変わっていて 『今日』だっていつか『あの頃』に変わる 同じだと信じていた 変わらないと信じていた道は分岐していた 何て馬鹿なんだ 当たり前の事から目をそらしていたんだろう 理屈ばかりを並べ立て、自らの『臆病』を正当化していた 『置いて行かないで』 咽喉に絡んで口からは出てこなかった 祈りに似せた、まこと身勝手な願い 君に届かなくってよかった でも、もう少しだけ行く先にかかる靄を見なかったことにして 天を仰いでいても良い? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
私は、焦りを通り越してあきらめの境地です。
一日一歩、三日で三歩。 その後は二歩さがるのではなく、いっそのこと5~6歩ぐらいさがれば、見えなかったものが見えてくるかもしれませんよ。 腐らない腐らない。 (2006年08月12日 21時04分29秒)
天を仰いでもいいです。
またまた素敵な天ですね。 いくつになっても悩みはつきません。 でもこのままではいけないという気持ちこそが大事ですよ。 (2006年08月13日 21時30分01秒)
その悩みは何度も繰り返し、でもスパイラルに向上していく過程であると思います。
お薦め本 「凶笑面 蓮丈那智フィールドファイル1 北森鴻著 新潮文庫」 何かの拍子に間違えて買ったんだけど、面白かった。 クロコさんのキャラクターを読み解くヒントに・・・なるかなあ。 でも、面白かったんで続編買ったよ。久しぶりじゃないか、俺がこういう小説を買うなんて。 (2006年08月15日 23時56分53秒) |
|