2006/09/08(金)15:47
怖ぇよ!!(絶唱)
食欲過多
睡眠過多
運動不足
の最凶コンボで自分を苛め抜く私です☆
なので、散歩兼運動で二駅先の古本屋へ行ってみました。
読む本は家に腐るほどある。
むしろすでに腐っているかもしれない。
でも本を買ってしまう。きっと私の体に巣食う妖怪『本の虫』のせいです。
んで、頑張って歩いて買ってきた本日の戦利品。
『嫌われ松子の一年』 中谷美紀のエッセイ。好きなんです。
『ベロニカは死ぬことにした』パウロ・コエーリョ 題名買い。
『ジーキル博士とハイド氏』 スティーブンソン なんとなく(笑)
今回はあまりパッとしたのがなかった
安部公房とかなかったし、漱石も三島もなかった・・・。
でも、びっくり体験がありました。奇奇怪怪ですよ。
店内で本を吟味してる時、何故かずーっと視界に入る男(推定30代)が居た。
初めは「あ、好きな小説のジャンルが被ってるのねvv」としか思っていませんでした。
が、
三十分経っても、私が場所を移動しても常に視界に入ってくるのYO!!
WHY!?何故に??常に右斜め!?
これはおかしい!!私の自意識過剰でも勘違いでもなんでもない。
明らかにおかしい。変だ。そしていつの間にか私は角のコーナーに。
そう思った途端に変な汗が出てきました(笑)
何で!?こんな昭和アングラ臭い女より、向こうにバービー系ギャルとか清純派なお姉さんとか居るじゃん!!あ、さては貴様妖怪か!?憑きモノか!?御行奉為ってやる!!
と、他人に災いを追っ付けようとしたり、心の中で妖怪退治をしてみたりと現実逃避。
最終的に、 スリか物好きな痴漢と言う結論に着地。
『スリ・痴漢・空き巣=小心者』と言う独自の方程式に乗っ取り、睨んで威嚇しつつ正面からこの場所を脱出しようと試みたところ、 立ち塞がって進路を阻む推定30代の男。涅槃に飛びかけるクロコの魂。と、その男、おもむろに口を開く。
「あの・・・、お綺麗ですね」
ナンパか!?なんなんだそれは!?お前は何がしたいんだ!!
「あ、どうも・・・あざーっす。」
予想外の攻撃に動揺&心の中で大絶叫しつつ、何故か礼を言ってその場を立ち去る私。
それを見送る男・推定30代。
怖。意図がわからないのが怖い。怖すぎる。
自慢じゃないが、クロコ痴漢もナンパも経験ないぞ。
今絶賛読書中の『ドグラマグラ』より奇妙な出来事でした。
いや、それにしてもこの本すげぇよ。
私の脳のキャパは少なすぎて『発狂』までは至らないけど。
余談:クロコの顔は中谷美紀・椎名林檎に似ているらしい。
私はどっちにも似てないと思う・・・。
林檎はあんまり言われないけど、「中谷美紀系の顔だよね」とは言われる。
その「系」がどこまでで何基準なのかは恐ろしくて聞けない(笑)