Soft Voiceライブ 報告 in 川越
2006年秋の4日間、川越市指定文化財 「小林家住宅」(川越市幸町)で120年以上前に建てられた文庫蔵の内部や所蔵品が一般公開されました。 文庫蔵は木綿生地を扱った呉服太物卸問屋、小林佐平さんの創建。 明治16年に建造された土蔵で内部から明治時代のものとみられる反物の染め型紙約650枚の他、商売関係の品や実際にそこで使用されていた日用品など、古いものでは江戸時代末期のものも発見され、今回公開されたものです。 この度は有難いことに、Soft Voiceにお声をかけていただき、11月3日(金・祝)の午後、2回に渡ってアカペラミニライブを開催しました。 年代に似合わず、古きものやレトロな雰囲気が大好きだというSoft Voiceの4人は まるで水を得た魚のように活き活きとはじけて・・・。
文庫蔵の中庭でのミニライブ マイクなしの4人の生の歌声は、文庫蔵内にも響き渡って、 見学中の皆さんにも楽しんでいただきました。 レトロな雰囲気の中で、童謡メドレーや昭和歌謡メドレーなどの歌の数々を披露 “仰げば尊し”では、会場の皆さんも昔を懐かしむように口ずさんでくださり とても温かい雰囲気に包まれました。 中には涙を浮かべてしみじみと聴いてくださった方もいらっしゃいました。 現在の文庫蔵の持ち主である小林正熊さん(82)、敏子さん(77)ご夫妻と・・・。 何を隠そう、Soft Voiceのメンバーである、あさこちゃんの 素敵なおじいちゃんとおばあちゃんです。 今回はご夫妻の長女であり、のりぴーさんのお姉さんであるタッチさんに お声をかけていただき、Soft Voiceの川越ライブが実現しました。 川越がこんなに素敵な街だったなんて、再発見です。 今回公開された小林家の文庫蔵内部や収蔵品も 本当にきれいな状態で保存されており それぞれにいきいきとした当時の生活が偲ばれ、 大変興味深いものでした。 皆さんがとても温かく迎えてくださり 今回もまた素晴らしい出会いに感謝です。
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