現在、民主党が廃止しようと進めている厚生年金基金について
ご説明します。
企業に勤めているサラリーマンの年金は、国民年金(基礎年金),
厚生年金,企業年金の3つあります。
厚生年金基金とは、企業年金のことで、従業員に多く
リターンするために厚生年金の一部を国から借り、
それを運用しています。
(当然、将来借りた物は、返さなければなりません。)
ただ、運用に失敗しているところも多数あり、国から借りている
厚生年金を返すことが出来ないそうです。
(ちなみに基金の50%にあたります。)
なので、民主党は、将来的に厚生年金基金を廃止する方向で
進めています。
(いきなり廃止話なので、基金の方も困惑しているそうです。)
前々から、思っていたのですが、厚生年金基金の解散、
放射性物質汚染廃棄物の最終処分地、大飯原発の運転再開、
オスプレイの配備から民主党は、地元に「決まったから」の
一言で済ます傾向が強い気がします。
(自民党もこうだったのかは、ちょっと思いだせません。)
現状、これが最良の解決という事案もあるかと思いますが、
いきなりそれを押し付けるのはいかがかと思います。
まずは、負担するところに内容と期限を話し、要望を聞き入れ、
出来る範囲で答え、説得していくことが筋だと思います。
(時間も手間もかかりますが、お願いする立場なので、
仕方がありません。)
仮に、それをしているというならば、しっかり国民に
アピールするべきです。
でないと、上からの決め付けと思われても仕方ありません。
ついでにこちらもどうぞ。
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