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カテゴリ:ビジネス
2014/07/03放送 カンブリア宮殿
今回は、ヤシノミ洗剤をで知られる「サラヤ」の 更家章太社長が出演されておりました。 サラヤは、1952年に日本で赤痢が流行したことで、 それを防ぐためにパールパーム石けん液を発売 したことがはじまりでした。 (おなじみの学校の水道に置いてある緑の液体です。) その後、四日市ぜんそくが社会問題化されると 自動うがい器、合成洗剤にようる水質汚濁が 深刻化するとヤシノミ洗剤を発売し、今では、 ウガンダでの感染症を防ぐためにアルコール消毒 液を地産地消で製造販売しているそうです。 そのサラヤは、過去にパーム油を消費することで、 ボルネオの環境を破壊しているんじゃないかと テレビ取材を受けたことがあるそうです。 ボルネオは、パーム油の一大供給地なのですが、 アブラヤシをいたるところに植えているため、 ジャングルが伐採され、そこに住んでいた 動物が危機的な状態にあったそうです。 それを見かねた更家社長は、ボルネオ保全トラスト を設立し、ヤシノミ洗剤の売上の1%をこの団体に 寄付しているそうです。 個人的には、会社は、利益の追求ではなく、 「社会問題を解決したい」、「面白い物を提供したい」、 「おいしい物を届けたい」、「安心安全な社会と作りたい」 といった使命感で活動してほしいと思います。 利益追求だけですと、働く従業員も給料がもらえないと やる気がもでなくなりますし、利益のためなら、 法やモラルに触れても仕方がないってなってしまうと 思います。 サラヤは、現地のボランティアと協同した良い ビジネスモデルを確立した会社だと思います。 社会貢献とシェア争いをいかに両立していくかことが、 企業経営にとって大切なことだと思いますね。 あわせてこちらの記事もどうぞ。 働き甲斐のある会社とは? 社会の要請を断ってはダメ? 儲けるには、どうしたらいいか? 会社は、「ナンボ儲かるの?」が大事!? 世の中に必要とされる会社とは?
Last updated
2014.07.13 16:48:29
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