ガレットのお菓子日記

2007/06/05(火)00:44

テーベッカライ(ウィーンのクッキー)は手土産に最高 ツッカベッカライ カヤヌマ2/ 東京お菓子ツアー[12]

お菓子ツアー06~07(17)

溜池山王駅近くのウィーン菓子店 ツッカベッカライ カヤヌマ (Zuckerbäckerei Kayanuma)で、テーベッカライ(Teebäckerei)(クッキー)詰め合わせを買って帰りました。 缶に隙間なくぎっしりと詰められた美しいクッキー。 これで一缶全部です。 ウィーンで購入した、双頭の鷲の金色のピンバッチを添えてみたらぴったり。 全く同じ大きさのきれいな丸に焼かれたクッキーに、誠実な職人技を感じます。 中に入っていたのは三種類。 『シナモン』  2cm×4cm×高さ1.5cmの長方形に正確に切り揃えられたこのクッキーは、ウィーンの銘菓リンツァートルテを連想させますね。 人差し指の第二関節から爪の先位の上品なサイズですが、軽くはなく存在感があります。 シナモンがきいたザックリとした歯ごたえのある生地の間にはラズベリージャムがうっすらとはさまれていて、ケーキの一部分をいただいているような気になるお菓子です。 テーベッカライ   向きを変えただけで、印象が変わりますね。 庭の薔薇(新雪)も飾ってみました。 ウィーン菓子にはコーヒーがあうような気がします。 『バニラ』 直径3.5cm、厚み7mmのきれいな円形に焼き上げられた白いクッキーは、「アーモンドパウダーをふんだんに使ったバニラ」と説明があります。 ガンガンにバニラの香りがする、というわけではなく控えめ。アーモンドの方を強く感じます。甘さも控えめ。 口にするとホロッと崩れ、かといってパサパサするわけではなく、ついつい幾つもつまんでしまいそうなクッキーです。 これは、紅茶にもあいそう。 『チョコレート』 「ウィーンの工房で作られたオリジナルチョコのチョコレート」 こちらも直径は同じく3.5cm。二枚で間に柔らかいチョコレートをサンドして高さはちょうど1cm。全てが同じサイズで作られているのが美しいですね~。 マカロンのような形に見えるこちらは、「大人の味」。 『バニラ』がホロッとした食感なら、更に軽くてホロホロホロホロッと一瞬にして崩れるような空気感。そして、チョコレートの甘さでなくカカオの苦味が強く迫ってきます。 そうです、甘くありません。 指で強く押さえたらあっという間につぶれてしまうような脆さ。 更に一口いただくと、間にはさまったチョコがふわっと迫ってくるように鼻からぬけていき、これは一体何なのだろう~?と思っているうちに一個食べ終わってしまいます。 そして、やはり後口は苦味が。 でも、この苦味がまた、ここちよい上質さを感じさせます。 う~む。おいしい。   テーベッカライ 3,150円 きっちり隙間なく詰められたクッキーは、全て同じサイズで焼きあがっている証拠。 最初の一つを取り出すのが難しいくらい、ぴしっと詰まっています。 中央の『シナモン』は、二段になっています。 かちっとした品格のある包装は、手土産向きですね。 金色のシールにも双頭の鷲が。 確実に手に入れたい時には事前に予約することをおすすめします。  ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ ツッカベッカライ カヤヌマ 港区赤坂1-4-5 03-3582-5689 OPEN 平日 11:00~18:00     金曜 11:00~18:30 定休日   日曜・祝祭日 東京メトロ銀座線・南北線 溜池山王駅 9番出口 徒歩2分 ツッカベッカライ カヤヌマは、オーストリア国家公認コンディトールマイスター(菓子職人最高位)の資格をお持ちの栢沼 稔(かやぬま・みのる)氏のウィーン菓子のお店です。 お菓子ツアー[13] 双頭の鷲とユーゲントシュティール に続きます お菓子ツアー2007春 もくじ へ ウィーン菓子は歴史を感じる!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆  いつもクリックありがとうございます♪   一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。      薔薇ブログ   6月3日 「愛らしい妖精」は濃いピンク色の薔薇 へ   2007年 ガレットのパリ5日間お菓子の旅 もくじ へ 《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ

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