幸せのケーキ共和国 の
平岩理緒さんが主催する、
「クリスマス アントルメの会 2007」は、
昨年に続き2回目。
イブの前日、日本とフランスの人気パティシエの
X'masケーキを
13種類、食べ比べをするという魅力的な企画です。
しっかりいただいてきました~
(あいうえお順に)
日本からは
アテスウェイ、 イデミスギノ、 エーグル・ドゥース(2種類)、
サロン・ド・テ・スリジェ、 デフェール、 パティスリータダシヤナギ、
パリセヴェイユ、 ラ・ヴィエイユ・フランス、 ラ・スプランドゥール
フランス陣は
アンリ・ルルー、 ジャン=ポール・エヴァン、 ピエール・エルメ・パリ
今回は、いくつかのお店を除き、百貨店で予約をして受け取るという形式。
私は、渋谷の
東急百貨店東横店に立ち寄り、2つのケーキを受け取り、会場まで運びます。
崩すことなく無事に運ばなければ、と毎回ケーキを届けるまではちょっとドキドキ。
誰かがぶつかってきたりしたらたいへんですので、電車の乗り降りや、階段などでは神経を使います。
年末の忙しい時期にどこからともなく集まってくるスイーツ好きの男女。
地方からいらしている方も何人もいて、どんなケーキと巡り合えるのか、期待は大きく膨らみます。
今年の百貨店のクリスマスケーキ全体の印象は…。
一つ一つのケーキを見ると素晴らしいのですが、全体を通して、残念なことに、
原油高からくる材料費の高騰の影響がお菓子業界に波及しているのが、微妙に見え隠れしています。夢のない話で、ごめんなさい~。
今年のケーキは、昨年ほどの迫力、大きな驚き、興奮が少なかったような。
何故でしょう?
なんといっても痛切に感じるのは、
ボリューム。
家族の人数がだんだん少なくなり、ケーキが小型化してくる傾向はありますが、それにしても、全体的に本当に
小さい。
サイズが小さいというだけでなく、“かさ”が足りない気がします。
とても
上品です。
お値段はだいたい長さ13~15cmで約3,500円~6,300円くらい。
丸のケーキはφ15cmで4,200円くらいが多いでしょうか。
味・見た目に満足感があれば、そのお値段に納得です。
全体の印象はそんな感じですが、その厳しい状況の中でも、各お店が工夫して、細かなところに気を配り、デザイン、素材の組み合わせにより、新しい世界を創り出しているのは素晴らしい~!
今回、もう一つ感じたのは、
日本人シェフの活躍ぶり。
もちろんフランス人の感性にはまだまだ刺激をうけるところは多いのですが、日本人パティシエは、全く見劣りすることなく、本当に世界トップレベルと堂々と肩を並べられる水準にある!と自信を持っていい気がしました
アトランダムに切り取った6枚の写真、全体像がどんな形なのか、ご想像下さいね。
少しずつご紹介していきますので、お楽しみに~。
<1> 赤ワインとチョコレートのX'masケーキ に続きます
X'masケーキは『小さく上品に』が主流!と思う方は
↓を押してこの記事を応援して下さいね☆
いつもクリック、ありがとうございます!
一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。
クリスマスアントルメの会 2007 もくじ
《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ