ガレットのお菓子日記

2010/10/08(金)17:41

コンテスト優勝のピッツァ、イタリアの上質バター @新宿伊勢丹 イタリア展

お菓子/グルメイベント(63)

 会場のあちこちで気前よく試食が配られ、それに惹きつけられるかのように手をのばす人たち。お味見をするだけでなくお店の人に次々と質問をされています。 お客さんの問いかけに対し、その食材の特徴や美味しい食べ方をよどみなく答えるお店の方々。    伊勢丹新宿店で10月11日(月・祝)まで開催中の「イタリア展」の会場では、そこかしこで自店の商品の魅力を語るプロフェッショナルの熱い言葉が聞こえてきます。イタリアから生産者も多く来日されていますし、国内でイタリア食材に携わる専門店も集結する秋の一大イベントです。  たくさんある商品の中で、どれをチェックするか迷いますね。ざざっとご紹介を。 パドヴァ <ピッツェリア ペネロペ>『ニコレッタ』 1枚1,733円 エビ・ホタテ・ズッキーニのピッツァ モッツァレラチーズ、 オレンジ色の塊はメロンですよ~ バジル入リコッタクリームが星口金で絞り出してあるのは可愛らしいデザインですね。  2001年 ピッツァ アンド パスタ イタリアーナ主宰のピッツァコンテスト 「ピッツァ クラシカ部門」優勝♪ そのピッツァは、来日されているジャンニ・カラオン氏の指導のもとに再現され、イタリア展会場内イートインコーナーでいただくことができます。  イートイン営業時間 11:00~20:00(最終日18:00終了)  ラストオーダーは、終了の1時間前 <ピッツェリア ペネロペ>『ペネロペ』 1枚1,628円 プロシュートコットとポルチーニのピッツァ             <ピッツェリア ペネロペ> ジャンニ・カラオン氏が優勝    ~  *  ~  *  ~  *  ~  *  ~  *  ~  酪農で45年以上の歴史をもつボナーティ社。 他の酪農家から買ったミルクでチーズを作るのではなく、乳牛が食べる牧草・ハーブを選び、フリゾーナ種の乳牛を育て、チーズの熟成まで全て自社で手掛けています。 最低1年以上の熟成でパルミジャーノ・レッジャーノを名乗る事ができますが、ボナーティ社では、コクと深みを増すためにさらに熟成を重ねたものも販売。 パルマ <ボナーティ>『パルミジャーノ・レッジャーノ』  48ケ月(4年)熟成 100gあたり1,155円(量り売り)の他、  60ケ月(5年)熟成 100gあたり1,470円 84ケ月(7年)熟成 100gあたり2,262円など長期熟成のチーズあり  そして今回、チーズだけでなく、パルマ産のバターも販売されています。                   <ボナーティ> バター 250g 無塩・有塩とも1,995円  ヨーロッパでは、通常バターは無塩バターが使われますので、イタリア製無塩バターが販売されています。 日本では、パンにつけるのは有塩バターが好まれますので、この度特別にボナーティのレシピに基づき、日本で塩を加えたバターも販売。 私が初日に売場をのぞいた時には、有塩バターの方が先に売り切れていました。 加えた塩はイタリア産のものか、日本で最終加工をするため日本産か、それとも国にかかわらず美味しいと思った塩を選んだのかお聞きすると…国の垣根を超え、一番美味しいと思った塩を選んだとのことでした。納得。  「朝しぼったミルクを夕方まで寝かせ、浮き上がった生クリーム部分だけをすくって、3時間かけて練り上げる」ミルクの味を感じるバター。 試食しましたが、風味の良い上質のバターでした。    ~  *  ~  *  ~  *  ~  *  ~  *  ~  普段手に入りにくいイタリア野菜や生ハム、オリーブ、EVオリーブオイル、ドライトマトのオイル漬けなど、美味しい食材を選ぼうとするお客さんの姿は真剣でいて、とても楽しそう。 お料理上手な人は、野菜や食材を買い、おうちでささっと本格的イタリアの味を再現。 私のように、お料理が苦手な人には、パスタソースのような、混ぜるだけ!という商品がおすすめです。         私が買ったのは↓ これ                  <イナウディ> 『フンギ・ポルチーニ(トマトとポルチーニ茸)』のパスタソース 945円 ゆでたてのパスタとあわせるだけ(炒めたキノコを追加しても)   調理例     イナウディ社はバーニャ・カウダのソースで有名。 余計な添加物がない所が気に入っています。 デパートの催事で販売される時には、気軽にお味見ができるのが嬉しいところ。 自分の気に入ったものが選べるからいいですね。    ~  *  ~  *  ~  *  ~  *  ~  *  ~  このブログでも何度かとりあげている製菓材料ジャンドゥーヤ(ジャンドゥージャ)は、ヘーゼルナッツとチョコレートが一体化した濃厚な旨味のある素材です。 今ではフランス菓子の素材として普通に使われますが、元々はイタリアで作られたものです。  19世紀初め、ナポレオンの大陸封鎖令によりカカオ豆の輸入が打撃をうけ、チョコレートが作れなくなった時に、北イタリア・ピエモンテの特産ヘーゼルナッツを混ぜ合わせたチョコレートが生み出されました。                  <ペイラーノ>『ジャンドゥイオット』  イタリア展の会場では、1914年創業のトリノの人気チョコレート店ペイラーノ(Peyrano)の、『ジャンドゥイオット』と、創業当初と同じ製法で作られる昔のタイプ『ジャンドゥイオット・アンティーコ』が販売されています。 これぞイタリアのチョコレートのお味。  この週末は、伊勢丹新宿店「イタリア展」へGo! イタリア展 2010年10月5日(火)~11日(月・祝) 10:00~20:00 (最終日は18:00終了) イタリアンフード&リビングフェスタ 伊勢丹新宿店本館6階 催物場 (レディス イタリアファッションバザール 伊勢丹新宿店本館7階催物場) (レディス イタリアシューズバザール 伊勢丹新宿店パークウェスト1階・地下1階) ※シェフの来場予定は、都合によりスケジュール変更もあります。  また、時間帯により不在の場合もあります。 イタリアにはまだ知られざる美味しい物がいろいろ☆と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪   一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。     ↓       ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home 食べログへ

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