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Windowsプログラミングの実際

とあるVisual Basicの本に書かれていたWindowsプログラミングの実際の仕様です。

1. Windowsプログラミング

Windowsプログラミングとは、たとえていうと、マンションの一室に間借りするようなものである。各種のオブジェクト指向オブジェクトのたぐいは、すべて最初からそろっている。（Active_X WEBフォームコントロール、WEBツール、コントロール・ツールボックス等。）Windowsプログラマは、それらのオブジェクト指向オブジェクト（コントロール）を、プロジェクト画面に配置することによって、プログラムを作っていく。

2. DOSプログラミング

DOSプログラミングとは、たとえていうと、一軒家を建てるようなものである。各種のオブジェクト指向オブジェクトのたぐいは、すべて最初からそろっていない。（Active_X WEBフォームコントロール、WEBツール、コントロール・ツールボックス等。）DOSプログラマは、それらのオブジェクト指向オブジェクト（コントロール）を、一から構築（新規に）していかなくてはならない。

WindowsプログラミングとDOSプログラミングのちがい

Windowsプログラミングは、はじめるに易く、完成も早い。他方、DOSプログラミングは、はじめるのに準備が必要であり、完成するのにも時間がかかる。Windowsプログラミングは、ワンルームマンションのようなものである。そこには、TVも冷蔵庫もバスルームもWi-Fi環境もすべてが整っている。他方、DOSプログラミングは、一軒家のようなものである。それは、要するに、土台からなにから、一から作らなくてはならないということである。Windowsプログラミングは、いつでも始めることができ、いつでもやめられる。手っ取り早い、手頃なプログラミング様式である、といえる。他方、DOSプログラミングは、準備に時間を要し、すぐやめられるわけでもない。時間も労力もかかるプログラミング様式、といえる。Windowsプログラミングは、機動的で、小～中規模のプログラムを書くのにちょうどいいプログラミング様式といえる、だろう。また、近年は、大規模なプログラムを書くのにも用いられ始めている。現在のプログラムは、ほとんどWindowsプログラミングで書かれている。（※現在は、2023年です。）しかし、DOSプログラミングは、フルスクラッチなのであり、Windowsプログラミングとはちがい、唯一無二のプログラムを書くことができるのである。