|
カテゴリ:小説
書斎
博士の書斎。書斎というより執務室のようであった。机や扉などの一部を例外として、すべての壁が、書棚で埋め尽くされている。マホガニー製の重厚な執務机。オークウッドの椅子。人間工学的に最もすぐれた角度の背もたれを持つ椅子である。執務机の上には、羽根ペンとインク壺。それに、書きかけの、開かれた帳面が置かれている。帳面は、革製の装丁の、分厚いものである。博士は、数カ国語の読み書きができたが、この帳面に書かれている文章は、ラテン語で書かれていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.10.31 20:03:37
コメント(0) | コメントを書く
[小説] カテゴリの最新記事
|