中国経済が世界に与える影響
中国の経済崩壊が世界にもたらす悪影響は甚大か?中国の経済崩壊が世界にもたらす悪影響は限定的だろう。中国の経済崩壊が日本にもたらす悪影響はさらに限定的なものとなるだろう。なぜなら中国経済の崩壊による日本への影響は、世界経済に対してよりさらに限定的となる(ほとんど影響はない)だろう予測。それはなぜなら、時間の経過によります。知ってのとおり日本はこれまで「失われた30年」と呼ばれるように、経済停滞の一途をたどった時間を過ごしてきている。結論から先に言うと、これで、ここ数年(数十年)の日本経済の停滞は底を打ったということである。日本経済の「↓」は、底を打った。「失われた30年」が「失われた60年」になるということはないということである。人生に「波」があるように、経済にも「波」がある、ということである。これまでの日本の経済の不調のおもな要因は、デフレ、円安、若い生産人口の減少などであるが、そうした経済学的な指標はひとまず置くとして、ここで注目したいのは、この「波」というものである。「波」。「波」とはなにか。「波」とは、ほとんど宇宙論的なものとさえいえる概念である。人生、経済、戦争、およそありとあらゆるものに「波」はある。それは、カオス理論、統計学、数学などによって言い表すことができるであろう。最悪の状態というのは永続的にずっと続くというものではなく、かならずどこかで好転するという、たったそれだけのことである。日本経済が底を打っていることは、もはや統計的な真実なのだ。世の中には、「バランスの法則」というものがそなわっている。良いことの後には悪いことが、悪いことの後には良いことが来る、という、あれである。日本は、これまで30年もの長きにわたって耐えたのであるから、ここからは、その30年分のリターンが得られるはずである。それは、もはや、爆増、激増のリターンとなるだろう。私は、予言する。日本経済は回復する。それも激しく。(※現在は、2023年です。)