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ヨーキー さくら と じゅり の ガウ日記

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2015年08月24日
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土曜日の夕方、先生から手術にはどのような方法があるのか、説明していただきました。
先生は、既に大学病院を含む3つの病院に確認してくださっていましたが、
いずれからも「手術が必要」とのご回答だったそうです。
(赤文字は初回にUPした内容を訂正した部分です)

   追記 1:2019年10月、反対側(右後肢)も膝蓋骨脱臼により靱帯断裂
   追記 2:2020年1月、左後肢の膝蓋骨脱臼の再発
   追記 3 : 2020年9月、さくら15歳と8か月、元気に歩いています
       (本文の最後に現状の写真を載せます)

      下記の「関連記事」欄にリンク先を載せます。

DSC02011


以下に、今回考えられる手術の術式を紹介します。
内容については、先生からの説明とネットで調べた範囲です。
費用は手術費と1週間程度の入院費ですが、病院によって違いますので
あくまで目安とお考えください。

 a. 人工靭帯
    特殊繊維でできた人工靭帯を、切れた靭帯の代わりにする。
    多くの病院で施術が可能であり、靭帯手術の中では安価(約15万円)。
    繊維なのでいずれ切れてしまうが、それまでに本来の筋や腱が再生し、
    日常生活にもどれるようになる。
    但し、b,cの術式と比べギプスが取れるまでに時間がかかる。
    また膝蓋骨脱臼がある場合は、再発の可能性もある。

 b. TPLO法(脛骨高平部水平化骨切り術)
    文字通り骨を水平に切り、靭帯の代わりに金属プレートを装着する。
    脛側の太い骨の上部を斜めに切り、
    大腿骨との関節部が水平になるような位置で金具で固定する。

    aに比べ回復が早いが、金属プレートに対する骨のサイズの問題で、中~大型犬向き。
    アメリカなどでは靭帯手術の主流となってきているが、
    国内では施術を行える病院が少ない。費用は40~50万円。
    
 c. CBLO法(回転角度を中心とした水平化骨きり術)
    bと同じく骨をカットし金属プレートを装着するが、
    カットした骨を回転させ前後を反転、角度を変える。
    カットを骨上部全体とすることで、小型犬でも金属プレートを付ける幅を得られる。
    カットした部分を下方向に角度をつけて(5度程度)ずらすことにより、
    大腿骨が前方へ滑るのを防ぐ。

    bよりも術後に発症するかもしれない軟骨損傷のリスクが少なく、   
    アジリティなどを行う活発な犬にも向いている。費用は35~40万円程度。
    小型犬や猫にも可能な手術で、膝蓋骨脱臼の整復を同時に行う場合にも向いている。
    但し新しい術式のため、施術できる病院はbよりも更に少ない
    (経験医師も骨を丸くカットする器械も少ない)。
   

b,cとも現在お世話になっている病院には設備がありませんが、
cの器械は運べるサイズなので、そちらの病院の先生に出張してきていただき、
いつもの病院での手術が可能、とのことでした。

DSC02013


術式としても小型犬向きであること、膝蓋骨脱臼の整復ができること、
こちらの病院で施術できること、などを考え、cの術式でお願いしようと思っています。
(bの場合は、施術可能な他院に入院することになり、
 術後の管理をどちらでするかなども要検討です)

ただ、この術式は手術前の計画(骨切器具のサイズや角度)が重要なのだそうで、
レントゲンをもとに検討する時間が必要なのと、
向こうとこちらの両先生のスケジュールの調整が必要、とのことで、
手術は9月の第一土曜となる予定です。

心配なのは、こちらの病院での出張手術は過去3件とまだ少ないこと、
3件とも体重5kg以上の子であったこと( = さくらが最小 = 骨が最も細い)です。
また、個人病院ですので、日曜の午後は人が不在となることも不安です。
(院長先生のお住まいとつながっているので、回診はしてくださるとのこと。
 また、テレビモニターでの監視もあります)

DSC02024



膝の靭帯損傷は、私自身若かりし頃にスキーの衝突事故で経験しています。
自然治癒したものの、1か月間は足が1cmも上がらず、通勤に苦労しました
(今ほど駅にエレベーターやエスカレータがなかったですし)。
さらに、長年そちらを無意識に庇っていたようで、4,5年前に反対の膝に炎症が。
どんどん水が溜り、曲げるどころか歩くことさえ不自由に。
大学病院へ通い検査も受けましたが原因がわからず対処療法のみ。
こちらも半年~1年かけて自然治癒しましたが、いずれも完治ではなく、
今でも時折水が溜まったり痛みが出たりしていますし、
しゃがんだり正座したりはもうできません。

DSC02029


さくらには、こんな不自由はさせたくないと思います。
今回左を手術すれば、まだバテラのグレードが1か2の右は無事に過ごせる可能性が高いです。
自然治癒に望みをかけるよりは、将来的にもまだ体力のある年齢のうちに
手術してしまったほうが良い、と考えました。

これから手術日まで、なるべくさくらに不安を感じさせないよう、
また手術日まで少しでも足に負担をかけず、体調を整えておけるよう、
気を付けていきたいと思います。

DSC02042




追記 : 3 
2020年9月(15歳8か月)の様子です。
両膝とも膝蓋骨内方脱臼が再発していて、段差や姿勢の変換などは苦手になりましたが、
プレートのおかげで日常生活もお散歩もできています。
歩き方もスタコラサッサで、年齢や手術のことをご存知の方には驚かれます。

歩く


同じ傷病名でも、症状や体調には個体差がありますので、
この記事は「外科的治療の勧め」というものではありません。
一つの例として、さくらの場合は手術を選んだのは正解だったと思っています。




  ※ ブログ内関連記事 ・術式に関するQ&A → こちら
             ・術後の説明(手術内容等) → こちら
             ・術式に関するQ&A その2 → こちら
             ・抜糸   → こちら
             ・リハビリ(マッサージ) → こちら
             ・術後1か月目の様子 → こちら
             ・術後2か月目の様子 → こちら
             ・術後3か月目の様子 → こちら

             ・術後半年の様子  → こちら
             ・術後1年の様子  → こちら
             ・術後3年半(14歳)の様子  → こちら

             ・反対側(右後肢)靱帯断裂  → こちら
             ・反対側(右後肢)靱帯断裂、装具装着  → こちら
             ・反対側(右後肢)靱帯断裂、TPLO術へ  → こちら
             ・反対側(右後肢)TPLO 術後説明  → こちら
             ・反対側(右後肢)TPLO 術後42時間目 → こちら
             ・反対側(右後肢)TPLO 抜糸 → こちら
             ・反対側(右後肢)TPLO レーザー治療開始 → こちら

             ・左後肢 膝蓋骨脱臼の再発 → こちら





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最終更新日  2020年09月20日 16時19分42秒
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