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テーマ:愛犬のいる生活(78999)
カテゴリ:気管虚脱
またまた病気のカテゴリーが増えてしまいました。
![]() 7月上旬から、おかしな咳き込みが続いていたさくら。 歯周病菌が原因かもしれない、ということで 週1回の皮下輸液と併せて歯科処置(抗菌剤の塗布)をしてきましたが、 10日ほど前から咳の状態が酷くなり、少し姿勢を変えるだけでも 発作のような激しい咳をし、時間も回数も増えてきました。 ![]() 春のレントゲンで、気管の中央部(首輪下~胸元)が 1/3ほどに潰れてしまっていることがわかっています。 皮下輸液の時もご相談はしたものの、また薬が増えることに抵抗があり、 積極的に治療をお願いしなかったのですが、 発作ともいえるあまりに苦しそうな咳をどうしてあげることもできず、 急遽予約をとって受診となりました。 ![]() 結果、ステロイドの注射と、去痰剤・気管支拡張剤を処方されました。 炎症性腸炎が落ち着いてきて、1か月以上使用のステロイドから やっと離脱したところだったので、正直ステロイドは使いたくなかったのですが、 激しい咳き込みの状況(録画した様子を見ていただいています)から 既に狭まっている気管は呼吸するだけでも炎症が起き、 そのため分泌物が痰となってからんでいるとの診断で、 まずは炎症を抑えること優先で、ステロイドの使用となりました。 咳き込み方が激しいので体力的にもかなりつらいはず、と言われたことも決め手です。 ![]() 気管支拡張剤は、気管「支」部分=気管の末端の方の血流改善には役立つものの、 気管本体が狭まっている部分への効果はl期待薄だそうです。 それでも末端の血流が良くなれば肺の酸素供給量も上がるので、 こういった場合去痰剤とペアで使用することが多いとのことでした。 さくらは発作中も舌の色は悪くない(チアノーゼは起こしていない)ので、 今のうちに気道の炎症を抑えられれば、と思います。 最近、また掃除機戦もしてくれる(気が向けば)ようになったのに、 興奮すればすぐ咳き込んでしまうので、もうできないかもしれません。 ![]() 寝返りの度に咳き込み、足を洗う時、ご飯を食べる時、オムツを替える時、 カートの乗り降りまで、抱き上げたり姿勢を保持させるだけでも すぐ咳に繋がることがあり、手を出すのが怖いように感じます。 1度咳き込みだすと背中をさすってやることしかできず、 さくら自身も見ている私も辛いので、どうにか炎症が治まってほしいです。 ![]() ![]() 夜間の発作をどうにかしたくて、人間の喘息の治療に使われるような 携帯タイプの吸入剤のようなものはないのか伺いましたが、携帯できるものはなく、 病院内のネブライザーなら薬剤も吸引させられるとのことでした。 でもそれでは慢性気管支炎のような状態には有効ですが、 「今、咳を止めたい」という状況に対応できるものではないので、見送りです。 一応、個人家庭でも購入できるそうですが、薬剤の事があるので、 状態がよほど悪くなってからかなぁ、とも思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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