癲癇発作
後から思えば、前兆でした。朝ん歩から戻ってお手入れをして、さぁご飯だ、とはしゃぐじゅりの後方に、何やら黒いブッタイが、、、。ええぇ、お散歩でピップを済ませたばかりなのに!? とビックリ。でも、お腹を壊しているわけではありません。ご飯もいつも通り、勢いよく完食。そのまま、いつも通り午前のグースカタイムに。(翌日の受診時に先生にお話ししたところ、 癲癇発作の前兆のひとつに、脱糞がある、とのことでした)午前中はお留守番に慣れてもらうため、なるべく別の部屋で過ごしているのですが、何やらゴトンゴトンという音が。じゅりは脂漏性皮膚炎があり、時々床に転がって背中掻きをするので(前足が届かない為、床や壁に体を擦りつけます)、それかと思ったのですが、それにしては音が大きく、いつもと違う、、、リビングに見に行くと、立ち上がろうとしては転がるじゅりの姿。まるで腰が抜けたように後ろ足が利かない様子です。前足1本では立てるはずもなく、転がってもがいていたのです。はじめは足を痛めたのかと思いましたが、両足ともはおかしい、とすぐそばまで行ってから「癲癇発作!?」と気づき、様子を録画するため、急いでスマホを取りにいきました。少しして落ち着いてから声をかけると、まぁまぁ顔はしっかりしていて、伏せた姿勢のまま頭を掻いたりもするのですが、頭はゆらゆらと揺れて安定しません。そっと撫でると甘えるように身を委ねますが、私が離れると後追いしようと立ち上がりかけ、後ろ足が利かず立てません。しばらくすると症状は治まりましたが、発作の始まりを見ていなかったので、時間にしてどれくらいだったのかはわかりません。が、私が昼食の支度を始めると、いつも通り自分のおやつの催促にきます。おやつが済めば、夕散歩までひと眠り。夕散歩では、何事もなかったように元気に歩きました(でも用心のため、少し短め)。じゅりとの暮らしで、少しだけ学んだ癲癇のこと。癲癇発作は、脳の信号の異常。本人の意思とは関係なく体が動くので、発作中手を出すのは禁止(噛まれることもあるため)。できれば発作の様子を動画に撮っておく(診察時に見てもらう)。発作が治まると、本人(犬)はケロリとしているが、重責発作(=1回の発作時間が5分以上、または1日に複数回起きる)場合は、すぐに病院へ行く。まだわからないことだらけですが、さくらの時に、腎臓病やパテラ・靱帯断裂や腸炎について少し知ったように、癲癇や前足の負担のことなど、じゅりとの暮らしで、また少し教えられています。