猫の鼻鏡色の変化に関する考察
鼻鏡(nasal speculum, nose leather)とは、鼻孔のまわりにある、毛が生えていない部分(粘膜の露出する部位)のことを言う。猫の鼻鏡は、通常は湿っていることが多いが、寝ている『みろりん』の鼻先は乾いていることが多い。『みろりん』は、幼時においては鼻鏡全域が黒色を呈していたが、9ヶ月齢を経過した頃から、中央部より脱色を始め、1歳を越えた頃にはほぼ全域が桃色に変色した。鼻鏡の変色に伴い、鼻梁(nasal bridge)の毛色は、濃茶色への変色傾向を強め、また、吻部の毛色においても淡褐色を呈するようになった。これはあたかも鼻鏡に存在した色素が周辺部へ移動したかのようであった。(・・・んなことありえないか?)ということで、『みろりん』の鼻の色は今はピンク色です。