051173 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ハーフなBABYの育ち方

ハーフなBABYの育ち方

スタート地点

★スタート地点

移民局から、渡された、ものすごい数の書類。
まるで、卒業論文を仕上げない事には、大学を卒業できないように、書類に少しでも不備があれば、申請すら受付ませーーーん!という次なる試練
やっと、申請が出来るスタートに立ち、感極まったのも束の間。ここで、パートナーはしり込みをし始めます。

もうここからすでに、移民局の試練がいろんなところに仕掛けてあります。いかに申請者を減らして、処理する仕事を減らして、お茶の時間をふやすか!

さて、この書類の中には、

身体検査 - 血液検査からレントゲンまで。このお国は、病原菌を大変きらいます。旅行者の持ち込み荷物の検査が厳しい事でも有名ですが、エイズなどの伝染病にかかっている場合には申請を受け付けてもらえないとも言われました。

警察証明書 - オーストラリアと自国の警察署に過去の違反・犯罪暦などの有無の証明書を所得しなければなりません。また、自国以外に過去確か6ヶ月か1年以上暮らした国の警察証明も必要となります。
国によっては、暮らしていた最寄の警察署などに直接問い合わせなどしなくてはならず、ものすごい手間と時間がかかってしまう事も。
(日本のような感覚で、スムーズな手続きを期待すると、海外では本当にえらい目にあいます)

渡航履歴 - 過去渡航した国と入国日と出国日の記述・・これなどは、独身時代フラフラといろんな国を旅したばかりに、かなり大変な作業となりました。
パスポートの各国の入国印と出国印の日付を、くらくらしながら確認し、年表を作っていきましたよ。流石にこの時は、色々な国を旅した報いが来たと思いましたね。
そして古いパスポートがあればまだしも、ない場合には、指折り数えて年度を思い出したり・・・移民局は旅好きをきらうんですねぇ。

●2人の関係を証明するにあったての・・・・陳述書
 二人の馴れ初めから、どのように関係が発展し、将来の展望などについて書き綴らねばなりません。

・・・・さて、ここあたりから、パートナーが申請に嫌気がさしてきました。申請者本人が、英語に達者であればまだしも、あまりそうでない場合、とにかくこの申請書は、やたらめったら難しい英語をつかって(故意ですね!これは。)いろいろな困難な質問をこれでもか!としてきます。
その度ごとに、英語の達者でない申請者は、パートナーに助けを求めなければならないのです。

時には、移民局に質問の電話などかけなければならない事もあります。
・・・・この移民局。かけてみると、
♪♪・・現在たいへんこみあっております。恐れいいりますが、お待ちいただくか、もう一度おかけ直しください。♪♪

とにかく、繋がらないんです。その上、お役者仕事。4時にはとっとと、終わってしまうんですね。
そんなの仕事を持ってる人には、とうていムリな話です。

ねぇ、わかりますか?いろんなところに試練があるんです。どこまでパートナーが、一緒にがんばってくれるか!そこにかかっているんです。

まだまだつづく


© Rakuten Group, Inc.